http://www.pancrase.co.jp/tour/2012/0602/index.html
ミドル級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ 5分3ラウンド
第11代王者・2006年NBTライトヘビー級優勝・ 川村亮 (パンクラスism)
vs
ランキング第1位・ 大山峻護(フリー)
2012 PROGRESS TOURの折り返し大会で、待望のタイトルマッチが決定!社長、そして王者として日夜猛進する川村の相手はRoad FC初代ミドル級王者であり、11年目の格闘技人生で初の日本人対決となる大山峻護。これぞ待ちに待った、ミドル級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ!
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大山峻護は1戦、2戦したあとに韓国の団体でタイトルをとったから、そのままフェードアウトでも仕方ないと思っていたが、こーいう使い方をしてきたか。これ、一慶が王者だったらまた訴求力がない。川村社長は自力で、いいカードを作ったことになるな(笑)
反応にも、この件についての驚きの声が多かったが、ベテランの領域に入った大山なのに、まだ日本人対決をしたことがなかったそうだ。鳴り物入りの大型新人として、何しろ2戦目だか3戦目でヴァンダレイ・シウバと戦って日本デビューした人。(ちなみにこういうマッチメークを川崎浩市氏はよく批判していて「永遠のド素人」こと榊原社長批判でよくこの例が出てくる)目の負傷などの欠場が多かったことや、トーナメントで勝ち進めなかったことも日本人対決のない理由のひとつだったが、そんなこともあって、逆に「秋山成勲とやっていたらどうだったんだろう?」とか「金原弘光、近藤有己、菊田早苗、郷野聡寛、ミノワマンとやっていたら・・・」みたいな、幻のカードへの思いは正直ある。
しかし、そういうのを飛び越えて川村亮戦(笑)。いっきにアップトウデイトすぎ。
今回のこのメインにはDEEP感がただよう(褒めてるのかよ)。
「手持ち」を使い、「いま、ここ」の旬と、「あのとき」のレジェンドのバランス。「無理しすぎてる」感はないが、「ちょっぴり豪華だな」感はある。
DREAMのめどが立たないいま、こういうカードをやっていくしかないです。ほんとに日本格闘技全体が。
昨日公武堂TVでも「現実的な話としても空想的な話としても、青木真也の復帰戦をイメージしたときに相手がいないよね」という話題が出た(俺がその話題ふった)のだが、例えば・・・こういうのがヒントになるのでは。まあヒントにすぎないけどね。