DREAM誕生で、佐伯繁さんにはいたしかゆしなのがこのトーナメントが埋没してしまうことだ。顔ぶれはそうとう豪華…豪華に異論がある人がいても、だれが生き残るか予想しにくい、絶妙な人選であることは異論がないだろう。本来は「業界のど真ん中」にこのトーナメントが躍り出てもおかしくなかった。
DREAM発進まではDEEPとケージフォース、どちらが日本格闘技界で「中堅の盟主」になるか?も興味深かったんだがな。
今日リング上で、例の「体重200kg選手」が挨拶でもしてくれれば3.29メガトントーナメントにもつながるのにね。
さて、この試合のトーナメントだが例のK-1GP方式。つまり抽選プラス、自分で枠を選んでいくやり方です。
強豪を避けるか、最初につぶしておくか、チキンか勇者か、受けを狙うか空気読めないかが丸分かりのシビアかつ面白い方式だ。“フォーチュンボックス式”というそうなんですが、だれがこんなグッドアイデアを思いついたんですかね。
あんまり面白いので、これを今度K-1MAXでも採用してほしいのだが、昨年は主催者が自由かつ人気選手の要望を反映して枠を決めることで、結果的に無傷での魔裟斗vsブアーカオという名勝負を生んだから採用しづらいか。