こういうのはファンと興行者の知恵比べというか、どっちのイマジネーションが上回るかという部分があるのだが、予想を越えたという点では今回谷川貞治氏は私gryphonのイマジネーションを軽々と上回った。
これは間違いなく、サダハルンバの勝利だといえよう。こっちもこれじゃ別に勝ちたかねえよ、というのもあるが。将棋やっていたらいきなり壇上にマグロの刺身を出され、「この料理勝負、こっちの勝ちだ!」といわれるぐらいの違いだ。
K-1が予選出場者を選ぶ基準は変幻自在融通無碍で、それが強みでもあるのだが。
謙吾をネタにして、何か面白いパロディでもできないかと思ったが、自分がDEEP 2ndの時に作った(即興で!)これに及ぶものは作れないな。
サザンオールスターズ「みんなのうた」のふしで
♪あんた そりゃないで
ドスの なすがまま
折れた右ひじ のたうちながら
Good bye ため息のパンクラスファン
いつまでも同じ ただ殴るパターン
時の流れに 取り残されて
人気に おぼれてるLonely Boy
ケンゴが 投げられて 舞い上がる(笑)
やがてゴングが鳴らされて 行くよホスピタル
その見た目で 抱かせた ささやかな 幻想さえ
飛び散り 消えた真夏の マジっすか DEEP〜
ひどいこと書いてますねぇ、とフォローをとってつけておく。
でもこれ、韻の踏み方がわれながら芸術で、実際に歌ったときにぴったりはまるのだ。