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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

その「BSマンガ夜話」が縮小へ

下コメント欄より。

雉雅威 『こちらでははじめまして。
時々NHBnewsやNHB Forumに書き込んでいる者です。
もうすでにご存知かもしれませんが、4月以降「BSマンガ夜話」の放送回数が
減るかもしれないそうです。いしかわじゅん氏のHP巻頭文で知りました。
http://hw001.gate01.com/jun-i/main.html
今の放送回数でも少ないと思っている僕にとってはかなりショックなニュースです。
BSアニメ夜話」も同じ道を歩むっぽいなぁ。』

#gryphon 『や、知らなかったです。理由もしょーもない理由だし、困ったもんだ』


その理由と縮小規模は以下の通り
http://hw001.gate01.com/jun-i/main.html

    
・・・春からの新年度では、毎回企画を出して、それが通らないと番組はできない。 おそらく、回数はかなり減るだろう。 BS-1がニュースチャンネル化するのに伴って番組が大量に BS-2に移籍してくるから、当然、番組の枠自体が足りなくなるのだ。 残念だが、出演者にはどうすることもできない・・・

夏目房之介ブログでも。
http://www.ringolab.com/note/natsume2/archives/003097.html

    
>・・・つまり、季刊だったのが不定期刊になる、というようなことだな。  もともと夜話は、まったくゲリラ的な企画で始まり、一回かぎりの・・・ 評判がすごく、じゃあもう一回・・・そのうち、定期的な年間の企画として 提出し、枠をもらってやっていた。 この枠を決めるのは、NHKの編制セクションで、今回の場合も、最終 的には編制のおたっし次第と・・・

あれ、まだ撤回の余地があるのか? 今後「NHK問題」とはこの問題のことになる(笑)


しかし残念だなあ。番組自体もさることながら特に、今の大月隆寛氏にとっては、唯一のメジャーメディアとのつながりだし(笑)。かなり今までの放送で、自他共に認めるような名作は論じつくしたことも事実ではあるが。

ただ、前にも書いたけど、フォーマット自体は極めてシンプルで、制作費もTVとしては笑いが止まらないほど安くあがるものだ。今後はむしろ、SFじゃないが「浸透と拡散」し、もっと小さなメディア(もしくはライブ)で、対象をコアに絞った濃密なものが次々と出てくるのではないか。
現にCSでは、いくつか類似でありつつ、もっと過激でマニアックな番組は出てきている。・・・微妙なまでに末席をNHBニュースの「格闘シンポジウム」が汚していないわけでもない(笑)

ただし、メジャーメディアで(あれでも)やや大衆向けのコンテンツとして放送されていることの強みや、そのパワーが小さなものにも与える波及効果というのも間違いなくあるわけで「マス・リング」ならぬ「マス・マニアック」(←意味わかんねえよ)な市場の盛衰がどう影響していくのか・・・。

ん?これってPRIDEや新日本プロレス週プロなんかに置き換えて考えることもできるな。