病院船
田岡元帥(田岡俊次氏)が提案しておりました。船は豪華客船が数千人収容できるように、すごく大きい規模で人数を収容できるわけだから、ここに医療機器をベッドを積んで被災地に向かえばすぐに収容できると。
実は私、新潟地震の際にこのことを書いた。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20041028
これもSFじみた空想であることを前提にするが、巨大な船は数百室、1000室を持っている。病院設備を備えた豪華客船のようなしろものを国有化して、急あるときは被災地近くの海に登場、収納する・・・というのはコスト的に不可能だろうか。それとも津波の問題があるか。
種を明かすと、これは独創ではなく日本危機管理の第一人者?佐々淳行氏のかねてからの主張である。
佐々氏は裏話として、「阪神大震災の時、米海軍が『空母になら多数の被災者を一時収容できるから回そうか?』と提案したのに、村山政権は断った」とも書いて批判していた。
何の空母なんだろう?
私はどこまで実現可能性があるのか軍事知識に無知なので、上の引用でも「SFじみた空想かもしれないが」と書いたのだが、佐々氏に加え田岡元帥、そして軍事作家大石英司氏までが一致して現実的な政策提言として書いているのだから「可能」としていいのではないか。この3人は、他の問題についてはまったくバラバラな意見なんだし。
http://eiji.txt-nifty.com/diary/2005/01/post_6.html#comments
例えばKikori氏を通じ、西村慎吾議員なんかの意見を聞いてみたいものだ。大石氏も書いてるけど、左派右派・自民民主関係なく多数の賛成は得られるでしょ?
田岡氏にとっても、実現すれば情報公開法に次ぐ勲章だ
番組内の面白いトピック。
田岡元帥 「自衛隊に提案したら『いや田岡さん、そんなにその船は使用頻度が高くないから無駄だって言われますよ』というんです。笑っちゃったのはね、『それなら軍隊自身がもっと使用頻度低いだろう』ってことですよ」
「私は言ったんです。『どっちみち戦争になれば必要になる設備だろう』って(笑)」
まだパックイン話つづくよ。今度は田岡氏批判(笑)