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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

修斗代々木…高谷が壮絶KO、ランバーが鬼神の強さ、戸井田は意地見せるも散る

というわけで代々木大会。
面白そうだと思った試合はやっぱり面白く、また他の試合にも地味なのはあるもののそこにもそれなりの価値があり・・・で、最低7千円という価格設定はやはりちょっと阿漕ではあるが、ぎりぎり合格したんじゃないでしょうか.

光岡映二のハンセン越え

2Rのフロントチョークを含め、勝負どころで大胆な攻勢に出たのが見事だった。下になったときのハンセンの猛烈な足の利かせ方、まさに「腕が四本ある」というのはこういうことかと思ったが、それをもしのいだ勝利。
次に光岡と、修斗生え抜き勢力との戦いにどうつなげていくかが見もの。
光岡、骨をうずめるとか少し言ってたが、ケージフォースとの兼ね合いも間違いなくあるだろうし。

ランバー・ソムデートM16

昔は総合の試合の時は「吉沢」と名乗っていたけど、今は違うね。
それはともかく、なんだろうこの強さは。打撃が交差すると必ず打ち勝っているし、首相撲でのこかしもある。また、下からの三角締めも使いこなすし、首相撲で倒した後に上に乗っかってパウンドもバンバンかましている。
こいつに勝てるやついるのか。

今まで、ランバーもデビュー後にいくつか黒星はあるけど、まだ寝技技術も途上だったし、何よりも当時は戦う相手がすべて大きな相手だった(ランバーと同体格の選手なんていなかった)。今回も階級はともかく身長はランバーよりよっぽど大きく、軽量後はだいぶ差があったんじゃないかな。

もう、ランバーに同体格の日本人は勝てそうもない。これをデフォルトとし、「じゃあランバーはどれぐらい体格が上の日本人選手とやれるのか」のほうが興味が出そうだ(修斗じゃありえないけど)。


これは妄想ですが、下手したらランバーは、山本KID徳郁ですら撃破するかもしれない。と、思わせるほどすごかった。


他の試合の感想は、午後にでも追加。

プロ野球、ドラフトにトライアウトに。&今週の「だれも寝てはならぬ」(サラ・イイネス)

http://sadironman.seesaa.net/article/65189132.html
というわけで、トライアウトのところに谷川貞治ンバやハッスルが来て、だれかスカウトできないかと目を光らせたという話。実際にだれかをスカウトできるかと言う点では現にK-1がいま育てているわけだし、プロ野球選手は実際のところ、解雇された選手を含めて運動神経の化け物たちの宝庫。
正しい活動ではあるが、それ以上にこれがテレビで流れれば労せずして知名度UP、宣伝になるからあったまいいーー。


さて、そんなところで戦力外通告あれば、新しい力もある。ドラフトで入ってくる子がいる。
そんな中、昨日発売された最新の週刊モーニングにて、サラ・イイネスの「誰も寝てはならぬ」をご覧ください。

とあるデザイン会社の日常を誇張し、部活やサークルのような奇妙な職場風景を描く、一種のリアリティあるおとぎ話となっているのですが(この作品の人気、面白さを考えると興味深い)今回はとくに抱腹絶倒。

「毎年11月のある日になると、
 いつもダラダラした
 カッコしてる
 ヤーマダ君が
 ナゼか
 『小ざっぱり』したカッコでやって来る」




「ヤーマダ君だけではない
 ここん所よく
 一緒に仕事する
 カメラマンの
 クゼぴょんもそう」



「他にも
 『寺』(会社名が「オフィス寺」という)に出入りする
 連中の何人かもそうである」


「その理由は


 プロ野球のドラフト会議が
 あるからでアル!
 」



「どういうワケか
 コイツラは
 未だに
 『オレってひょっとして
 今年こそ
 指名が来るカモ』
 ナドと
 思ってけつかる
 連中である!」


そこから、球団指名を待つ彼らの勘違いっぷりや椿事、また、自分の知り合いのプロ野球選手(の卵)のエピソードなどがまったり語られるわけですが

「男は、すなわちバカである」

ということをこれだけ見事に描いた短編はないと思う。
短いものなので、出勤や帰宅途中にコンビニでちょろっと目を通してください。


そういえば、一児の父となり、なんども外資を渡り歩いてキャリアアップした中年の某氏(空手では確かに一応、名前を聞けばだれでも知っている流派の黒帯研究会に所属していた)が、


「選手入場するときは、入場曲をブルックナー交響曲にすると決めている」


とまじめに語っていて驚いたな(笑)。



まあ、こう書いている俺は、自分の入場曲なんて考えたことがないのかといえばムニャムニャだが(笑)



今のところ、昨年「よつばとダンボー」が選出された
「見えない道場本舗選定・漫画最優秀ワンエピソード賞」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061230#p2
の、2007年最有力候補である。