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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

DSEが告訴。そして曰く「てめえら引用するんじゃねえ」・・・でもその根拠は?


ついにDSE週刊現代を訴えました(註:補足参考)が。タイトルは「親愛なるPRIDEファン並びに選手・関係者の皆様へ」。
http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1146649321
(以下、断り無いときはここからの「引用」)

と、実はワタクシども、この一報をHERO'Sを観戦後の飲み会で聞き、常々「DSEは訴えて真偽を明らかにすべきだ」としていたものとして、拍手喝さいを贈った次第であります。
これは変わらないですので、まずはこの訴訟当局への告訴を決断したDSEをたたえたい。
それを週刊現代も堂々受けて立つことを望む。逃げるな週刊現代


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【補足】(5・3付コメント欄より)
「刑事案件での告訴ですから、訴訟を起こしたのではありません。
起訴するかどうかは検察の権限ですから。」


そうだった。続けての民事訴訟に期待。こっちのほうが傍聴し甲斐もあるし
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さてそういう点で期待を込めてHPを読んでみたのですが、まあ具体性というものに大きく欠けた代物ですね。

もちろん分かる。
「具体的なことは法廷でこれから争うのだから、反論をすることは手の内を明かし相手に対策をとらせることになる。だから触れない」

これは例の朝日新聞vsNHKの時にも朝日側から出た論法(結局朝日は訴えなかったのだが)で、そういうのなら仕方ないというか、まあ文句はつけにくい。
ただし、反論は反論でメディアで行い、その一方で法廷でも争うというやり方もあるわけで、そのやり方を取らないのはどうなのかな、何故なのかなという気もする。

今現在の私の思いや考えを、このホームページに掲載させていただきますので、是非ご一読ください。
 皆様に伝えたい、理解をしていただきたい、思いや考えとは、ズバリ再三再四にわたり掲載され続ける「週刊現代」誌上での記事に関してであります。(上記リンク先より)

と彼らは語る。また、同リンク先には

神奈川県警察本部の調べの結果、全く信用されないと帰結された川又誠矢氏の証言

とも書かれている。このへんは神奈川県警の見解も聞いてみたいところだ。


さて、それとは別に、そのページには抱腹絶倒の珍文が書かれている。

なお、上記の今回の榊原社長のコメントに関しては、他のインターネット上のサイトや各種メディアにて流用・転用・転写したり、一部のフレーズであっても引用する事を堅く禁じさせていただきます。もし無断で使用されている事が判明した場合は法的な対応を即座に取らせていただきます

ぶわはははっはははは。
なにこれなにこれ。・・・いいですかね。「引用」についてはたとえばはてなダイアリー経由で。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%FA%CD%D1

http://www.cric.or.jp/db/article/a1.html#2_3e

引用
第三十二条 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

この文章、DSEの顧問弁護士に相談したのであろうか?
榊原社長の文章じゃないようだが、どこのDSEの責任者が文責を持つのだろうか?

老婆心ながら心配・忠告してしまうが、

一部のフレーズであっても引用する事を堅く禁じさせていただきます

なんてことを、公の企業が堂々宣言してしまうこと自体が大スキャンダル、ひとつの取り上げるべき「話題」になってしまうのでありますよ。

また「あまり議論や検証を広い範囲でやられると、ボロが出てしまうことを恐れているから部分引用を禁じているのでは?」などという邪推や攻撃を受けることを、彼らのために案ずる。


今カラデモ遅クナイカラ、誰かの名前でこの部分はひっこめて、正式に撤回・取り消しをしたほうがいいのではないでしょうかねえ。
それとも何か、法的な解釈で「一部のフレーズであっても引用する事を堅く禁じ」る権限というものがあるんでしょうか。なんか興味しんしんだ。
こっちのほうを、まずは追っていきたい。


つまり、今後「DSEvs週刊現代問題」とは別に

DSE・引用拒否問題」が発生した・・・・・・ということだ。
ひとつ法学関係者も巻き込んで、派手に議論しましょう。
また、他のメディアや書籍の文章を自在に引用し、それをもとにすばらしい記事をいくつも作り上げてきたkamipro編集部もぜひご参戦をば。
「おまえら噛み付かないのか?」


「なお、上記の今回のブログエントリに関しては、法的な対応を即座に取る事を堅く禁じさせていただきます。」(爆笑。でも、一方的な「禁止」って、要はこういうのと変わらんぜ。)


【補足】1・ほぼ同趣旨が、先行してhttp://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20060503#1146662036に掲載されている。

2・ジョシュの試合を目前にして旗印を降ろすのは不本意だが、緊急性にかんがみてブログタイトルを変更。

山本KID徳郁−神の子は奇跡を起こすから神の子なのだ

http://www.j-world.com/usr/sakura/bible/resurection1.html

マタイによる福音書 27:50-54
・・・そのとき、神殿の垂れ幕が真っ二つに裂け、地震が起こり、岩が裂け、墓が開いて、眠りについていた多くの聖なる者たちの体が生き返った。そして、イエスの復活の後、墓から出て来て、聖なる都に入り、多くの人々に現れた。百人隊長や一緒にイエスの見張りをしていた人たちは、地震やいろいろの出来事を見て、非常に恐れ、「本当にこの人は神の子だった」と言った。

会場で見たとき、飛びひざを狙ったのは分かった。
でも「あれ?外れてたやん」としばらくぽかん・・・・ビデオで、外れた??右の次に、空中で左の膝を振りぬき、顔面にぶちあてていたことが分かって唖然・・・・シャイニング・ウィザードじゃん(つうか、こういう風なやり方こそが威力がつく正当なものだとの説も)。


宮田和幸選手、今回のようなことはそうあるもんじゃないだろうし、あれをかわしていタラ、かわしていレバ、KIDは相当に苦しんだかもしれない。でも現実は4秒KOだ。

逆に言うともう宮田vs山本キッド徳郁の再戦はもう無いだろうから、宮田が本当に実力をつけていたとしたら、今後の彼の活躍自体がキッド神話の再生産装置になる。
これが、宿命の差だろうか。

実際のところ、日本人では宮田が相性的に山本KIDにとっていちばん厄介な相手だろう。
それをこうクリアしたなら、もう何をどうすればいいのかだ。

いや・・・・一人いる。タックルを切ってこぶしを叩き込み、打ち合いも上等。

高谷裕之、あんたしかKID打倒に名乗りを上げられる日本人はいまい。

でもそりゃあ、当分あとの話だな。
とりあえず桜庭参戦で浮ついた会場を、格闘技界をふたたび自分の膝で強引にたぐりよせた山本”KID”徳郁

http://homepage1.nifty.com/kurubushi/card44013.html

「世界精神が馬にのって通る」。
 ナポレオンを見たヘーゲルは、書簡でそう述べている。

そこまでいうと大げさだが、確かに私たちは5・3の代々木で、時代に愛された男・・・・いや、時代そのものがリングに舞う姿を見た。


桜庭和志所英男宇野薫に関しては後日語ろう。


ただ、ちょっと引用


http://tsudureya.blog51.fc2.com/blog-entry-50.html

紙プロハンドのアンケートで「桜庭和志に望むことは?」というコーナーが前日に出たばかりでしたからね。


(中略)


桜庭はよっぽどDSEや高田に不満があったのか?

紙プロハンドのターザンのコラムでは
「谷川PがサクがPRIDEや高田道場に不満を持っているという情報を掴みんだのが勝因」
という旨のことが書かれてました。