INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

本日DREAM…だがドタキャン?トリッグ「俺は合意しとらん!」と笹原に激怒。その結末は?

本日、DREAMは仕事の関係でリアルタイムで見る事ができず。もちろん録画はする。なんとか今日とか明日中に見る事ができればいいんだが.

さてそんな折も折、この前センセイ・笹原が仰られた「フランク・トリッグは試合に合意していたのに、一方的にギャラアップを要求したりしてドタキャンした、チキンで銭ゲバの最低野郎。だけど犬にはとってもよわいんだってさ」というようなコメント(一部異物混入あり)に対し、トリッグ自身から反論がありましたとのココロよ。
http://gameandmma.blog29.fc2.com/blog-entry-1132.html

不備があったのは日本人の方さ。実際海の向こうで俺の事を悪く言っていると教えてくれる人もいた。彼らが試合の話をしていたのは俺のマネージャーとだった。金銭面では一度も合意に達していない。彼らが契約すべきだと最後通告してきて、俺はそいつを弁護士に調査させなくちゃならないんで、彼らは水曜日の5時までに提出する必要があった……(略)……俺たちは未だに契約していない。口頭での同意も無かったよ。全くね!契約を見るまで口約束なんかしないから。同意した後に掌を返したと彼らは言うけど、俺は契約を見るまでいかなる同意もしない。総合では契約を見るまで口約束なんかしないぜ(略)


ウソツキの称号、得られるのは二人に一人。
さあ、どっちが嘘つきか、決めやがれ。(立木文彦調)
今回も「言った言わないの行き違いがあった」で終わらせないように、と言っておく(笑)


まあそれよりだな、彼らの感覚が昭和なんだよなまったく。
要は笹原氏の発言、真実にせよその場の取りつくろいにせよ、かなりの確信を持って推測するのだが、海外でトリッグ当人の耳に入ることを想定せずに、日本メディア向け「だけ」に言ったのではないだろうか。


そういう時代はだな、もう終わっている。
敢えて偉そうにいうと、我々が終わらせたのだよ。

2001年7月、PRIDE.15に初参戦したアフリカ系アメリカ人が、米国のサイトに載ったインタビューででこう語った。
「このインタビューはアメリカ向けだよな?日本人は読まないよな?・・・ホームレスなんて俺のギミック、あんなのは嘘っぱちさ」
これが翻訳され広まったとき、よくも悪くも言葉と情報の壁を利用して、あること無いこと書きなぐって盛り上げていた「昭和プロレス」のノスタルジーあふれるロマンの時代は終わりを告げているのだ。


また、格闘技ファンもプロレスファンもたいがいレベルが上がる(=ダメ人間になる)と、皆様の雑誌や囲み取材を受けた発言の中で「ああ、これはたぶん『ここだけの話』のノリで喋っているな。海外に知られたら都合悪いだろうな」という箇所が手に取るように分かるのだよ。そこだけ文字が光って見えてくるのだよ(笑)。


そういうわけで「僕はミルコvsシュルトのオファーを断りましたよ」とか「トリッグは合意したのに一方的にキャンセルを…」とかはもちろん、話題になると分かりまくりだった。だから教えた。
今後もおそらく教えるだろう。


「海の向こうで俺の事を悪く言っていると教えてくれる人もいた」
トリッグさん、今後も笹原氏は発言を続けるかもしれません。ワクワクしてお待ち下さい。