INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

かんべむさし の検索結果:

「コンビニおにぎりの海苔をまく方式」その特許を巡る攻防と進化~山形浩生の問いから。

…実ならむしろロマン。かんべむさしは、そういう必需品(飲料パックだったな)で、絶対に必要な特許を取ったので一生安泰だと、特許管理会社を作ってその役員に収まり、その収入でほんとーになんにもしないで暮らすという「何にも専務」という短編小説を描いていて、こども心に強烈に憧れ、そうなりたいと思ったものでした(笑)。残念ながらなれなかった… ・そしてとどめは、「その、まちのおそうざいやさんの特許を回避するための新しい工夫を大企業が必死こいてやっていった?」という推測。きましたよ、「従来特…

南野森氏「電話の集団的抗議は、民主主義社会に危険」~「表現の不自由展」論・後編

分量的に書ききれなかった「表現の不自由展」話つづき。こちらが本題。本題に至る前の前編はこちら m-dojo.hatenadiary.com この記事内で、憲法学者の南野森氏がコメントを寄せている www.asahi.com憲法主義 条文には書かれていない本質 (PHP文庫)作者:内山 奈月,南野 森PHP研究所Amazon10歳から読める・わかる いちばんやさしい 日本国憲法東京書店Amazon 表現の自由をめぐる問題に詳しい南野森(しげる)・九州大教授(憲法学)の話 ……主…

モチーフは「ポリコレ」か否か?「日没」(桐野夏生)を読んでみた。

…統の筒井康隆作品や、かんべむさし作品を思い出したのよ。「懲戒の部屋」「傷ついたのはだれの心」「十二人の浮かれる男」みたいな、怖い話。かんべむさしの作品で、町内会の防犯組織が、たまたま偏執的な人物が集まってリンチ組織になる、ってのもあったなあ。 ・しかしそういうんだったら、その種の恐怖小説もそうだけど、ソ連の収容所やナチの収容所、刑務所、あるいは捕虜収容所の中で日本人捕虜の中での陰湿なリンチ、暴力秩序が作られてく実録のほうが迫力あった、というのが個人的な感想。 ・あまり評価でき…

「ハンチョウ」パンケーキ回人気を機に「内心の葛藤を疑人化した会議・討論」ネタをいろいろ振り返る

…館 - 楽天ブログ かんべむさしの名前を忘れた短編 ネタばれになっちゃうかもだけど、参謀本部っぽいところで、何か不思議な会議があり、それがあとから、人の頭の中での会議(それも作者本人)だったことがわかる…という話があり、「はて筒井康隆の『欠陥バス』の本歌取り的なものか、ドタバタSF魂継承か」と思った記憶があります。 なんだろうかなあ。 ちなみに「欠陥バスの突撃」で検索したら、このネタの起源について山本弘氏が議論していた。『インサイド・ヘッド』より筒井康隆「欠陥バスの突撃」の方…

『単体で正当な批判も、膨大だと暴力』でSF『公共考査機構(かんべむさし)』や『破産者マップ』を思い出した

…て「公共考査機構」(かんべむさし)。当然、ネットの無い時代に書かれた作品だが… このかたのあらすじ紹介が端的なので、紹介はまかせよう。 ……読み返すたびに、感嘆する傑作です。 NHKとおぼしき公営放送局に 「あなたの意見わたしの意見」という 番組が新設されます。 政府の意向を反映して・・・・ この番組は、番組制作陣が選んだ出演者が 生放送で私見を述べ、それに対する視聴者からの 電話入力投票を行うという、「視聴者のための」 番組です。 これが、「魔女狩り」なんですね。 たとえば…

漫画「望郷太郎」に説明抜きで「ポトラッチ」が登場したので、超絶おもしろSF「ポトラッチ戦史」(かんべむさし)も紹介したい

… だから紹介するのはかんべむさし「ポトラッチ戦史」のほうなのである。長編化ものちにされたらしいが、そっちは未読だ。ポトラッチ戦史 (講談社文庫)作者:かんべむさし発売日: 2019/03/15メディア: Kindle版笑撃・ポトラッチ大戦 (講談社青い鳥文庫fシリーズ)作者:かんべ むさし発売日: 2003/10/15メディア: 新書中核は、けっこう単純なワンアイデア・ストーリーなのである 世の中、いいんだかわるいんだか、最近はこういうフィクションのあらすじ書いていかがでした…

終戦記念日にして”光復節”-の翌日に、日韓について基本の説を語る

…ど― ※それを背景にかんべむさしの傑作SF「サイコロ特攻隊」が生まれたサイコロ特攻隊 (1977年) (ハヤカワ文庫―JA)作者: かんべむさし出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るもあったし、古くは日韓国交反対デモや、中国でのデモなど、「世論」が政府に影響を与えることは半民主主義体制でも非民主体制でも場所によってはあった。 それでも、民主体制同士の、お互いが民主体制であることを前提とした”ゲーム”が行われて…

コナー・マクレガー突然で唐突な引退宣言。駆け引きか、本気か……そもそも「稼ぎ終えた」か?

…、正直事実です…… かんべむさしに「なんにも専務」という名作があった。 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090912/p5 で書いていたけど 思い出したのが、かんべむさしの短編「何にも専務」というやつで、ジュースや牛乳パックの製法でぽっとアイデアを思いつき、特許を取ったらその製法がすべてに利用されるほど画期的だった。会社を作り、親族が社長や常務になり自分は専務。 そして、本当に(仕事は)何もしないで毎日をすごす。 ただそれだけの話だったが、非常…

戦後70年は「引揚・脱出70年」…SF短編「逃げる」を紹介【再読かんべむさし】

…いだろう作家と作品、かんべむさしの短編「逃げる」を紹介したいと思います。今はどうなっているかはあとで調べるけど、当方のテキストは25年前に刊行されたここに収録。俺はロンメルだ (1980年) (講談社文庫)作者: かんべむさし出版社/メーカー: 講談社発売日: 1980/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る あー…あったよ、電子書籍。1編ごとにバラ売りか、こんなこともできるんだな。 そして内容紹介や、抜粋も充実してる。 http://www.papy.c…

山本弘氏の新作は「タイムマシン詐欺」を描く。

…する慧眼だったなあ。かんべむさしの「サイコロ特攻隊」「決戦・日本シリーズ」、小松左京「ヴォミーサ」「夜が明けたら」、楽屋落ち的なSFエッセイ・・・漫画も載せてたの画期的だったよね。 その話をしてもしょーがないのだが、しかしこの「NOVA」は、2009年に第1巻が出て、・・・つまり半年に1冊ごとのペースでたのかな。すごいなあ。頑張ってるなあ。さて、山本氏の作品は「タイムマシン詐欺」ものとな。 このパターンは「タイムマシンと言っておきながら本当は詐欺(トリック)でした」でも「詐欺…

石川雅之「もやしもん」が風疹啓蒙の特別版をネット公開&雑誌移籍/〜民主主義の原則は伝染病の前に無力か?

…「サイコロ特攻隊」(かんべむさし) 「生活維持省」星新一 「イキガミ」(漫画) などは・・・「全体の幸せや合理的判断で考えれば、XXX人に1人の割合で不幸な人が出るのもしょうがない」 という状況をSF的想像力で”可視化”したものだ。 「最大多数の最大幸福」という言葉は、今なお思想的に輝きも有用性も失っていないし、それをもとに制度設計されているものは多い。だけど上の作品のように”可視化”されると、とたんにおぞましいディストピアに感じられる・・・・。 「効用は確実だけど、副作用の…

小松左京の追悼本がいろいろ登場

…特集では、石井紀男、かんべむさしのエッセイに加え、北野勇作、佐藤哲也、平山瑞穂、林巧、田中哲弥など10人の作家が、小松左京とその作品をテーマにした短編小説を…(略) 11月5日には、河出文庫から、東浩紀編の小松左京傑作選全3巻の第1巻となる『小松左京セレクション 1 日本』が刊行……続巻の『2 未来』と『3 文学』は近日刊行予定。小松左京セレクション 1---日本 (河出文庫)作者: 小松左京,東浩紀出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/11/05メディア: 文…

ほりのぶゆきの爆笑野球(阪神?)漫画選集「猛虎はん」

…「おれに関する噂」やかんべむさしの「公共考査機構」をも思わせる)また、ほり氏お得意の「仙人(老師)」パロディも、悩める阪神ファンに何やらかにやらのご託宣を述べつつ、自分こそが諦めの悪いトラキチ−というネタにはキレがある。 しかし、21世紀になってなぜか強くなる阪神。 そして2005年、ロッテと阪神が日本シリーズを争うという、たしかに20世紀では考えられない状況が生まれる(バック・トゥ・ザ・フィーチャーばりにタイムスリップネタに使えるよな。「未来から来た?じゃあ2005年の日本…

現代のおとぎ話。実働時間ほぼ無しで月60万円稼いでごろごろして暮らす人

…る。思い出したのが、かんべむさしの短編「なんにも専務」というやつで、ジュースや牛乳パックの製法でぽっとアイデアを思いつき、特許を取ったらその製法がすべてに利用されるほど画期的だった。会社を作り、親族が社長や常務になり自分は専務。 そして、本当に(仕事は)何もしないで毎日をすごす。 ただそれだけの話だったが、非常にある意味で、夢いっぱいのファンタジーだった(笑)。俺もこうなりたいと思いつつ、果たせず今に至る(笑)。 何十年ぶりかで思い出したな。検索するとこの書名が分かるんだから…

「ヒトラー〜最後の12日間」見ました

…そういえば、SF作家かんべむさしが「俺はロンメルだ」という作品を書いていた。 実際にけっこう存在する、自分を戦国武将などになぞらえてるおっさんを社長に頂く会社があり、その自分をなぞらえる対象が、こともあろうにナチ指導者で・・・という話だったっけ。俺はロンメルだ (講談社文庫 か 4-2)作者: かんべむさし出版社/メーカー: 講談社発売日: 1980/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見るなんとかんべむさし氏はその後新興宗教にハマってしまって(最近カミング…