ブレジネフとコスイギン首相の間で、海外に出国する国民が増えている問題が話題になった。
「このままだとソ連に残る者は、我々2人だけになってしまいかねんぞ。」とブレジネフは述べた。
コスイギンは答えた。「2人とは、閣下と誰のことを指すのでしょうか?」
「この国が嫌なら、さっさと出ていけ!!」
A new book finds links between mass migration and democratic backsliding worldwide https://t.co/bBG8c0ikzO
— The Economist (@TheEconomist) April 7, 2026
強権・非民主的な国からそれを嫌った人々(特に高教育の若者)が外国に流出することで、元の国ではさらに強権統治がしやすくなり、非民主体制が長続きするという話。その傾向が続くなら、世界は安定した民主国と安定した非民主国の2ブロックに分離していくことになるのか?https://t.co/lcmvt5c0ND https://t.co/RJwXM5SIYZ
— 前田 耕 (Ko Maeda) (@MaedaPoliSci) April 18, 2026
あー幕末の開国派がみんな欧米に移民して明治維新が起きなかったみたいなことが世界中で起きてるのか https://t.co/5BeI9nv6BM
— (Ǝ)ɐsᴉɥᴉɥso⅄ ,uɐᴉɥsoʞ, ouɐƃnS (@koshian) April 19, 2026
「足で投票する」は冷戦期、「移動し始めた民は、速やかに政府を倒す」とか言われたもんだったが…逆効果になることもあるのかhttps://t.co/xlUO7y1fTg pic.twitter.com/rA84xBwQHv
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2026年4月19日
最後の当方のツイートは「足で投票する」という言葉を紹介した過去記事
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………「足で投票する」(足による投票)という言葉を思い出した次第だ。
もとは経済用語で住民が自分にとって好ましい行政サービスを提供してくれる地方自治体の地域に住所を置く形で選択することによって地方自治体の納税収入等が変動し、地方自治体間の競争メカニズムが発生するという理論
ウィキペディアの「足による投票」らしいのだが、自分が初めて知ったのは、もっと剣呑かつ端的に「冷戦期の、東側から西側への亡命」の意味に転用されてのことだった。
「社会主義国では手による投票(普通の政権選択)はできない。だから足で投票する」とね。ある意味、東ドイツはこの足による投票で倒れたとも言える。(「ヨーロッパ・ピクニック作戦」と称し、ハンガリーが中立国オーストリアとの国境を開放、ハンガリー経由で西側に行けるようになった。これによって「もうベルリンに壁を作っても意味は無い」と東ドイツ政府があきらめ、あの壁が崩れた。ちなみに一夜にして開放されたのは連絡ミス(笑))
アルバイトや社員が、労働条件に比べて報われないと思う企業から次々と辞めて転職するのは、それに近いというべきなのかもしれない。それを可能にするのは社会全体の人手不足、好景気状態で、もしもそれが仮にアベノミクスの成果であるとするなら、それへの期待で国会議員になれた会長さんの心境やいかに。夢に日付を。
決して好景気だけでなく、ブラックさの告発や批判もめぐりめぐっての効果があったと思うけど。東京で国際ペン大会が開かれたときだった。私は学芸部記者で、イギリスの作家アラン・シリトー氏(※「長距離ランナーの孤独」などが有名)をホテルの部屋に訪ねた。
(略)一通りのインタビューが終わったあと、何のことからか、どんな自由が最も基本的か、どんな自由を制限されるのが一番つらいか、という話になった。
彼は即座に明快に答えた。
「それは移動の自由だ。だがコミュニストたちはそれを奪っている」
私はあっけにとられた。シリトー氏は義務教育を受けただけで職工になり、働きながら詩や小説を書き始めた人だ……「言論の自由だ」という反応を期待していたのに、意外な返事だった。
「なぜコミュニストは移動の自由を制限するんでしょう?」
「制限しなければ倒れるからだ」
去年(※1989年)の11月にベルリンの壁が倒れたときでさえ、私はシリトー氏のこの言葉がまだピンとこなかった。いま東独が倒れて初めて、彼を理解した。移動し始めた民は実に速かに国を倒すのである。最近読んだ、この本より。
刻々と流れる時に背を押されるようにして、人は予見不可能な未来に向かって歩いていく。私たちはどこへ行こうとしているのか? 日本人論から国際社会の舞台裏まで、90年代の時代相をエスプリの効いた視点から描く。
そもそもの、元の記事を翻訳すると…
移民が悪政を行う者の生存を助けるとき(When emigration helps bad rulers survive)
新刊書は、世界的な大量移民と民主主義の後退との関連性を指摘している。
Aハンガリーの 野党指導者ペーター・マジャール氏は、4月12日の選挙でヴィクトル・オルバン氏の16年にわたる政権を終わらせるために選挙運動を展開しており、二重の意味を持つスローガンを選んだ。「今しかない」というスローガンは、オルバン氏を打ち負かす絶好の機会だと感じているハンガリー国民の切迫感を伝えている。しかし、「今しかない」という言葉は、オルバン氏が終身政権を確立するのを阻止する最後の機会かもしれないという、より暗い考えを暗示している。民族主義的な陰謀論を広めるオルバン氏は、欧州連合の法律を繰り返し無視し(数十億ユーロの補助金を受け取りながら)、民主的な抑制と均衡を弱体化させ、裁判所、機関、メディアを側近で埋め尽くしてきた。彼はハンガリーのEU加盟を利用してEUを分裂させ、公言する友人であるドナルド・トランプ大統領、習近平国家主席、ウラジーミル・プーチン大統領の利益を守ってきた。
経済の低迷と数々の汚職スキャンダルがオルバン首相の政党を苦しめており、支持率は低迷している。しかし、オルバン首相は強力な後ろ盾を持つサバイバーであるため、政敵たちは油断していない。同じく文化戦争の闘士であり移民懐疑派であるオルバン首相を後押ししようと、アメリカの副大統領JD・ヴァンスは4月7日にブダペストに飛び、ハンガリー首相を「キリスト教文明」の擁護者として称賛した。
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洞察力
うううう、うーーーーーん。
目覚めた前途ある、おそらくは優秀な若者が・・・・いや優秀とか前途とかはあくまでおまけ、どうでもいい。
とにかく非民主体制を嫌い、民主の風、文明を愛し、そこに移民する。個人の選択としては何も間違っていない。選ばれた国は、それを光栄と名誉に思うだろう(思ってほしいなあ)。
しかし、それが以前の数倍、数十倍の単位で生まれたら、「その移民送り出し国の、現政権への批判層がごそっと減る。その結果、反政府運動、野党、取って代わるべき勢力の力が希薄になる。
日本もたしかに幕末、欧米に留学視察した人たちは極めつけの上澄み、優秀な人材が多かった。
彼らがその優秀さゆえに、欧州の近代性に完全に心酔してしまい、あるいは内乱や現行の幕府体制、その後の太政官体制に嫌気がさして「日本を捨てる!ここで学び、働き、家を持ち、骨を埋める」と集団で思ったら。
坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通、高杉晋作、江藤新平、木戸孝允・・・・その他もろもろが「この国がいやなら、移民すればいいでごわはんか。泣くよか ひっとべ チェースト! 日本にずっと留まるのは女々か」(めちゃくちゃな方言だ…)と言ったら、日本の夜明けはこないぜよ。
蛸の八ちゃんも、一度は蛸を捨てて身も心も人間になろうと思ったが、田河水泡に諭されて、たこの世界の改革に立ち上がろうと、祖国に舞い戻ったのだ。
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「みんな集まってこい
そしてぼくの いやわがはいの演説を聞いてくれ
わがはいは人間の世界へ行ってみたが
実に便利にできている
われわれ蛸も
海の中にばかりいないで
陸上にすんで 人間のまねをしていきたいと思うのだ
どうだ諸君 賛成しないか」
とても、解決策とか思いつかない。
それぞれに、幸あれと祈るばかりだ。

