思い出したことがら。
原作では第44話「王冠の呪い」
アニメでは20話で描かれてるらしい。
comic-days.com
⚔TVアニメ「#ヴィンランド・サガ」SEASON 1 ⚔
— TVアニメ「ヴィンランド・サガ」/「VINLAND SAGA」Official (@V_SAGA_ANIME) November 21, 2022
第20話『王冠』
本日24時30分TOKYO MX、BS11放送スタート❗❗
是非ご覧ください👁🗨
アニメ情報は公式サイトから⚔https://t.co/6dPzmtW7Th#VINLAND_SAGA pic.twitter.com/PmQwlc1vj5



単行本だと7巻
ここに追加しようと思ったが、新しい記事にした
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ひょっとしてこれから「べらぼう」で描かれる、田沼意次⇒松平定信の政権交代劇にも通じるかな?
これを引用するきっかけはハンギョレ新聞にスロベニアのジジェク氏が寄稿した文章で、ざっくりいうと参政党の急成長を参考に「左派も愛国心とか家族の価値とかをPRして、有権者の心をつかんで政治権力を握れ」という主張。
…保守ポピュリズムの台頭は、ヴァルター・ベンヤミンの「すべてのファシズムの背後には失敗した革命がある」という言葉で説明できる。自由民主主義が労働者階級の不満を汲み取れずにいたあいだに、その隙を突いた極右ポピュリストが、自由主義エリートに搾取される労働階級の代弁者を自任したのだ。しかし、大衆の怒りをなぜ左派ではなく右派が組織化するのに成功したのかという問いは、依然として残る。
(略)
混沌とした状況下では、現実主義的ユートピアと呼べるものが必要だ。責任とリスクを認識する中道保守勢力が日常を管理し、新左派エリートが到来する破局に対処する静かな連合が必要だ。しかし、保守はポピュリズムに蚕食され、左派は偽りの平和主義に封じ込められ、両勢力がともに政治の舞台から消えつつある時代においては、これは過度にユートピア的な夢にすぎないだろう。そこで私が提案するのは、原則を持つ実用主義だ。人類の生存という重要な目標に集中し、そのために必要なことであれば何でも受け入れるのだ。民主主義を用いるが、必要であれば国家統制や大衆動員も辞さない。最近、イーロン・マスクがトランプと決別した後、アメリカ党の結成を宣言したが、このような試みは本来は左派が先にすべきだった。バーニー・サンダースやアレクサンドリア・オカシオ=コルテスのような米国民主党内の左派は、腐敗した民主党から離党し、新党を立ち上げるべきだった。
T・S・エリオットは、信義を守るためにはあえて異端に踏み込まねばならない瞬間がある、と言った。レーニンは伝統的なマルクス主義に対してそれを実践し、こんにちでは左派がぐずぐずして異端的な決別を断行できなくなっているあいだに、逆説的だが、トランプが新自由主義に対して同様に振る舞った。いまこそ左派は、先入観を捨て、愛国心や家族のような価値ですら敵から奪い取るべきだ。異端であればいいというわけではない。たとえば、聞く人が誰もいないのに真実を叫んでいるということに満足するだけの新興の少数政党や、選挙のたびに議会で生き残れるかどうかにおびえるだけの政党であってはならない。われわれには、ヘゲモニーを勝ち取る可能性があり、実効性のある効果を出せる異端が必要だ。
いや、
なんのことはない。
「手段は択ばず、まず権力を握ることだ。わしが権力を持てば、その権力を先代よりは良いことのために使うのだから許される」という主張。シンプルだ。
で、
人類はこれを5000年繰り返したか、1万年繰り返したか・・・・
(了)
