いつか書かなきゃいけないなー、と思って資料は蓄積してたけどサボり続けたテーマ。ですが、Xで対話をしていくと、するするとできちゃうものです。
「手塚オチ」「オサム・エクス・マキナ」
また昭和全開のマンガを描いてしまいました。
— はぎやん (@ohagiyan) July 28, 2025
愛情込めて描きましたよ~。#手塚治虫 先生 pic.twitter.com/yj9xsocj3J
日本の漫画には、冗談抜きで『手塚治虫が登場すると、いい具合に話が収束する』という「手塚オチ」ジャンルがあります(断言)。引用リポスト先も、その傑作のひとつと言えましょう。https://t.co/O5l59qcexC pic.twitter.com/93BBgH0RuL
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2025年7月28日
サプライズ手塚治虫理論かな?
— レオ (@12kgEva) 2025年7月28日
「オサム・エクス・マキナ」とも言われ
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2025年7月28日

多少読まれているので、もう少し「手塚オチ」画像をX上に追加
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) July 28, 2025
上画像の「編集王」もそうですが、本当にシリーズ最終回に…パターンで山田玲司氏の「絶望に効くクスリ」が。
読切「夢で逢いましょう」尾瀬あきらは、いま無料で読めるのでリンクを。https://t.co/YH5qnW0Wkfhttps://t.co/VwoMZRu4GQ pic.twitter.com/IJ9XLJpe3h
手塚オチの開祖にして最強はやっぱり「まんが道」だよなあ。藤子不二雄の2人の前に手塚は必ず大銀河を背負って現れる。強い。勝てない。 https://t.co/Hsf03ZWqgF pic.twitter.com/KcjI5hvHYr
— ハリジャンぴらの (@hari_pira_re) 2025年7月29日
画像データとして


※2022年発表作品。2025年7月現在、ネットで無料で読めます
bigcomics.jp

※最終回を締めくくる挿話でした。
「どうもパーティには得るものがなくて…」と、お偉いさんの会合を途中で抜け出して、いま新進気鋭の若手作家のアパートにふらりと現れる…という行状はいかにもありそうな
・ひねもすのたり日記 ちばてつや
雑誌掲載時に記事で紹介。この時、ずっと思ってた「手塚オチ」ジャンルという概念を世に問うたんだっけかな(笑)
m-dojo.hatenadiary.com
自宅に仲間がやってきての、結婚を祝う私的な集まりに、ふらりと来たのが…キターッ!!ちばてつやひねもすのたり日記手塚治虫 私見だが、最後に手塚治虫が登場すれば何でも収まる「手塚オチ」というジャンルがある。既に自分は、片手の指を超える例を採取している(笑)
※数例挙げておくか。編集王、ケロロ軍曹、スケットダンス、絶望に効く薬、尾瀬あきら読切「夢で逢いましょう」、アオイホノオ…
ただ、この回は「手塚オチ」だが、実はプロローグだったのだ(笑)
結婚祝いの場に座るなり、若手漫画家を前に熱いマンガ論を一席ぶちはじめる。藤田和日郎先生かよ。いやこっちが元祖ちばてつやひねもすのたり日記手塚治虫 ここでの思い出が「表現規制」に関する話だったのは、偶然か必然か。
5か6巻のどっちかだと思う
たぶん6巻のほう
・ケロロ軍曹 吉崎観音
手塚治虫という名前は出てこない、とかは通用しねーっぺ。この回はたしか特別回で、丸ごとトキワ荘パロディ。
あ、この時に書いてた。8巻か
m-dojo.hatenadiary.com

・SKET DANCE 篠原健太
厳密に言えばオチではなく、むしろギャグを拡大していく起承転結の「承」に該当するんだが、とりあえず手塚治虫、あと藤子不二雄という名前は出てこない、は通用しねーずら。

18巻156話「ロマンが道を往く」。
shonenjumpplus.com
これは「パロディする側、される側」の関係に関しても重要な一挿話だと思います。そんな話もかいた。
m-dojo.hatenadiary.com
この場面はドラマ化されてもいまして、
テレ東公式サイトに、まだ当時、現場に居合わせた(ついでにドラマでその手塚治虫役を演じた)岡田斗志夫の文章が残ってるわ。
ドラマ24「アオイホノオ」:テレビ東京
「僕の所で仕事手伝って欲しいぐらいです」
これは手塚治虫がダイコンの楽屋で実際に言ったセリフ。
「ぜひ東京に来て、24時間テレビのアニメを手伝って欲しい」と言った。24時間テレビのアニメ、とは日テレの「愛は地球を救う」特番で流される『ブレーメン4 地獄の中の天使たち』のことである。
しかし、このセリフが手塚から出たのは1981年8月22日。そして「手伝って欲しい」という『ブレーメン4 地獄の中の天使たち』のオンエアは翌日8月23日。もちろん間に合うわけがない!!
この手塚の恐るべきオファーに、当日は全員が凍り付いた。「手塚伝説はウソじゃなかったんだ・・・」と思い知らされた一瞬だった。
ちなみに、『ブレーメン4 地獄の中の天使たち』は大幅に未完成のままオンエアされ、翌年の24時間テレビのアニメは別会社に移された。「なにか・・・ (手塚) ・・・足りませんよね?」
岡田斗司夫演ずる手塚治虫は、「なにか」と「足りませんよね?」の間に声ナシで「手塚」というセリフを入れている。もちろんシナリオにはないアドリブだけど、福田監督はこんなバカな演技にもOKだして、本編で採用してくれた。
この一事をもって、岡田斗司夫は福田監督を「生涯の監督」と呼び、以後は福田作品には「ノーギャラ・ノー出演NG」で望むことを誓ったのである!
関係ないがリンク先の文章で「島本和彦・雁屋哲は気まずい関係」説を書いてるな…










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