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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

「白き大鳥(鵬)、翔び立つ」…という話から、かつての「貴の乱」という本の抜粋紹介



夢が現実に!!!

 関係者によれば退職を機に、日米を拠点とする国際的な組織の発足計画を持っているという。モンゴルから15歳で来日し、角界の門をたたいた宮城野親方は「大相撲があったから生きてこられた」と、日本の国技に感謝を示しており、以前からも「相撲の魅力を海外のたくさんの人々にも知ってもらいたい」と話していた。現役時代から世界少年相撲大会「白鵬杯」開催など底辺拡大に取り組んできた実績もある。

 伝統文化の大相撲とは異なる「SUMO」のプロリーグを運営する見込みで、関係者によれば、現役時代から交流のある国際的な企業数社がスポンサーに名を連ねる可能性があるという。
hochi.news



そんな中で、過去記事再録。



※ https://twitter.com/gryphonjapan/status/1003399276209139712 というtwitterのツリーからの再構成です

貴の乱 日馬富士暴行事件の真相と日本相撲協会の「権力闘争」

https://www.amazon.co.jp/dp/4800281024


という本がことし2月に出たのですが、なんとこの中に、あの原田久仁信氏の劇画
「モンゴル・コネクション 鳥取の惨劇」という劇画が収録されているので、ご報告いたします。

内容的には、別に新事実があったとかじゃない。というか逆に「日本相撲協会 中間報告」に基づいて描いている、と明言し、そこからは一歩も出ない。これは、こういう再現ノンフィクション劇画の「事実認定」を巡っての法的問題を一気に解決する一つの手ではある。そこに不満が出るかもだが…。
ただし芸とはやはり凄いもので、原田久仁信が絵にすると、ビデオもないであろう彼らの行為がリアルな画風で表現され、まさに真実のように見えてしまう。
 

原田氏は60歳を超えて、自身でも全盛期の画力はない、と認めているし、世の中にはもっと再現力高い漫画家もいるはずだが、それでも…こういう、再現ノンフィクションで原田氏の絵に勝る漫画はない、と思ってしまうのは、観測範囲や世代の思い出補完だろうか?
それとも、ほぼ代表作がその系列であるがゆえの専門性だろうか?

逆に、様々な漫画出版社、あるいは実話系雑誌で「第二の原田久仁信」が育ちつつあるのだろうか?

内容的なところで気になるのは、日馬富士はそもそも貴ノ岩ら若手をかばう側だったのが、後半はあの通りの暴行になったことだ(報告書でもそうなってる)
  
単純に報告書通りに「最初かばったからこそ、その後の態度に自分の面子が潰れた気がした」かもしれぬが「酒乱説」もあったね。…よくわからん
この日馬富士の絵!!そして「グフフッ」デター( ゜∀ ゜)!

原田久仁信の「グフフッ」や「ホゲーッ」は横山光輝の「ふむう」「むむむ」に匹敵する。てか、そういう研究もある。

横山三国志の「むむむ」を全て集めてみた
http://d.hatena.ne.jp/niguruta/20101011/1286766944

「ホゲ〜ッ!」大全
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20101016

2月に出たこの本では、貴乃花八角理事長との権力闘争開始のところで終わり、その後の顛末は当然記されていない。
 

元の記事は、その後、こういう故原田久仁信的な「時事漫画/再現ノンフィクション漫画」の可能性や法的問題について書いています。今回は再掲載を見送りますが、興味ある方は元記事後半をどうぞ
 ↓

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