5R。ストリックランド前蹴り。デュ・プレシも前蹴りを返す。関節蹴りから左ハイ。ストリックランドワンツー。セコンドからはフィニッシュしろとの指示が出ている。しかし出るのはデュ・プレシ。バックスピンキックからタックルにつなげたデュ・プレシ。ストリックランド首をギロチンに抱えたが、デュ・プレシすぐに振りほどく。いつも通り、見た目息が上がって疲れているように見えるデュ・プレシだが動きは落ちない。パンチからミドル。左ハイが顔面にヒット。ストリックランドは淡々とジャブを突くが、時間が過ぎていく。シングルレッグを見せたデュ・プレシだがストリックランド切った。残り10秒で両者強い右を打ち込むがタイムアップ。
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…王者はパンチの打ち合いで苦戦した前回と比べて蹴りを多用。蹴りの種類もミドル・ハイ、バックスピンキックと多彩で、さらにはバックブローやバックヒジなど、あの手この手を使って工夫が見えた。それに対し、ストリックランドは良くも悪くもいつも通りの戦い方。セコンドからフィニッシュしろとハッパを掛けられてからもそれは変わらず。一つのことを貫くのも強さなのかもしれないが、前回からより勝ちに向かって進んだデュ・プレシと変えなかったストリックランドの差が、そのまま判定結果の差…
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生きていれば誰だって負けることはある。
— ショーン・ストリックランド語録bot (@SeanGoroku) February 10, 2025
俺は辛い思いをするのが好きなんだ。苦しんだ分だけ、辛い日々が終わったときに幸せになれるから。
辛い日々を送ってる人は俺を見ろ。鼻は折れたし試合に負けたし最悪だぜ。
それでも明日は来るから。胸を張って新たな1日を過ごさないと。 pic.twitter.com/qMFguybdWm
ストリックランドも、あとコヴィントンやチェール・ソネンも……トラッシュトークのキレで名を挙げたアメリカ白人選手は往々にして、試合自体は地味というか一本調子というか、ぶっちゃけあまり面白くない。
ただタックルとテイクダウン、そして塩漬けのファイターでなく、ストリックランドはジャブを多用する。そのジャブが確かに相手の制空権外から正確にあたり、気づけばラウンドごとのポイントをものにしている…という傾向がある。(それほど気合を入れて毎試合みてないけど)
「それだけジャブが有効であるということだ」
「それでUFCのトップに行くとしたら相当スゴイ」
というのもたしかに事実だし、序盤にけっこうショーンがDDPにジャブを当ててた時、「おっこの一本ジャブ打法でそのまま押し切るかな?」と思ったが、そこで結局、前回とちがって蹴りを織り交ぜていったDDPのほうが上回ったのだから、やはりMMAというフィールドは幅が広く、その幅を利用したほうが勝つんだな、と。
ついでにいえばセーム・シュルトが同じように相手の制空圏外から面白いように前手のジャブを当て、K-1で無双の荒野を闊歩していた時は応援してたし、試合に大満足だったのだから、結局は選手に思い入れがあれば戦法に関係ない、のかもしれない…(笑)が、シュルトの場合、かなり多くの試合でその「拳が煉瓦と同様の固さと大きさを持つ」と呼ばれたジャブの蓄積によって、最後は相手が崩れていくシーンも多かったのだから、あれはあれでよかったんです。
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