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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

今後の韓国政治の「日程」を浅羽祐樹氏が解説~「政治とは、カレンダーである」




「罰金100万ウォン以上(被選挙権5年間停止)」が確定することが前提で、その時期が弾劾審判中、罷免決定後、党内予備選挙、候補者選出後、次期大統領就任後のいずれかによってもインパクトが異なる。ぶっちゃけ、共に民主党内にも、李在明がコケることを内心願っているライバルがいる。


問題は、次期大統領就任後に確定判決を大法院(韓国最高裁)が出せるのかどうか。「内乱・外患以外、大統領は在任中刑事上の訴追を受けない」(憲法84条)は、すでに公判が進んでいるなるものにも及ぶのか、新規案件だけにとどまるのか、一意に確定しておらず、先例もない。


14日の再議決で弾劾訴追が可決されるとして、その時点から次期大統領選挙までは最長「240日」かかる。「180年以内」とされる憲法裁判所の審判は、盧武鉉(2004年3月12日訴追、5月14日棄却)、朴槿恵(2016年12月9日訴追、17年3月10日認容(罷免))の先例2件では、2ヶ月、3ヶ月で決定が出ている。



仮に李在明が次期大統領選挙に出られないとしても、共に民主党は他にも候補者がいますが、「国民の力」は戒厳解除要求「90名不参加」、7日弾劾訴追「105名不参加」、「秩序ある退陣」云々で最後まで「内乱首魁」に与したとみなされ、院外の韓東勲代表も厳しい。

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政治家では以前から、「○○カレンダー」と呼ばれる”日程”についての嗅覚を持つ者がいて(竹下登が典型)、そういう人が政治を牛耳ることになった。