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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

朝倉海のUFC初登場、初王座挑戦について

発表の日が平良達郎のUFC試合だったので、語ってないことに気付いた。


まず、どうでもいいんだが、日付が「日本時間12月8日、現地時間12月7日」というのがなぁ……いやこの種の連想は余りスポーツに持ち込むのは剣呑だとはいえ


このネタ、もっと掘り下げたいんだけどやめとこう。


記者会見で、けっこう話が出てるけど

gonkaku.jp
──今回のことは決まったことで、朝倉選手が何かUFCに意見を言えることはないと思うんですけど、平良選手がコツコツ勝って世界王座を目指していたところで、海選手が一発で挑戦することを歓迎をしない声もありますが、どう思いますか?

「そういう声も出てくるだろうなとはもちろん想像はしていましたけど、結局UFC側が決めたことで、UFCが評価することなんで。僕がUFC以外のRIZINで今までやってきたことだったり、YouTubeで活動してきたことだったり、その全てがUFCの社長に届いたわけなんで、それは僕がやってきたことは間違ってなかったんだなと思っています」


自分ははっきり肯定的なんだよね。
ただそれは朝倉海、という個人のポテンシャルも勿論あるけど、いわゆる「チャンピオンvsチャンピオン」路線というのが個人的に好きなんだよ。
UFCが自助努力によって現実に他団体を圧倒し、他団体の王者だからUFCの王者と互角だろう……的なイメージをもはや持ちようが無い、というのも一方の事実だけど、それでもPRIDEが買収される前後、ミルコ・クロコップアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラヴァンダレイ・シウバが次々と参戦してた頃のわくわく感ってあったじゃないですか。
その時もいきなり王者挑戦はなかっただろ、と言われるとそうなんだけど(笑)、それでも、そういうのはあっていいと思ってる。RIZINだって、DEEP王者牛久絢太郎が初登場で王者と闘って…あれはノンタイトルだったか。


まあ、その先駆けとして、なんだよね。


ただ、試合単独で見ると、パント―ジャの試合をたくさん見たわけじゃないのだけど……

朝倉海元谷友貴戦、アーチュレッタ戦で進化を見せつけ、特にタックルを防ぎつつ殺傷力のあるテンカオ(首相撲をしないボディへの膝蹴り)を武器にしている。
それは非常にたのもしいけど


タックル、レッグダイブを巧みに切る場面はよく目にしたけど、組んだ相手が自分から背を付ける「引き込み」でグラウンド勝負を仕掛けた時に朝倉海はどうなるんでしょうかね。


ただ、そのへんで競うより、最初の打撃戦で大きいのを当てる可能性もあるわけで、そういう点では一か八かの博打を仕掛けた方がいい気もする。挑戦権を得たこと自体が一か八かの博打的な面もあるし。



平良達郎、鶴屋怜のフライ級もあり、さぁどうなるか

UFCRIZINとか榊原社長を「優遇」してくれてんの?



どうなんかね、ダナ・ホワイトは他団体を歯牙にもかけないというスタンスをキープし続けていたが、時に争い時に手を組んだ相手、そして何よりPRIDEの関係者としての榊原代表に、何かの愛憎を持ってくれているんだろうか。
また日本で、一度焼け野原になったMMAの荒れ地を耕し、ふたたび芳醇の地…一応の黒字経営と万単位の集客、そしてTHE MATCHで50万規模のPPVを成功させた手腕にリスペクトは或るんだろうな。


まあRIZIN朝倉未来の仲介以上に「日本人スターが輝けば、また日本興行ができるかも?」な思惑があるんだろうかね。
しかしそれで「初登場・初王座戦」が可能に成るほど日本マーケットに興味があるのかどうか……