トランプ大統領暗殺未遂の写真を見て
— 本下昌輝@愚道一休 6/5発売 (@musketeers10) July 14, 2024
最近、漫画を描いている身としては
ただただ構図の勉強になるなあ、と。
多分すでにやってる人もいるでしょうが
自分なりにこの写真の構図のすごいとこを書いてみた。 pic.twitter.com/FC22RaBqSC
本下昌輝@愚道一休 6/5発売
@musketeers10
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13時間1写真が完璧な三角形の構図
2振り上げた拳が三角形の頂点を貫こうとしている
3国旗が三角形の構図の一辺を形作る
4トランプの体が三角形の構図の中にすっぽり収まる
本下昌輝@愚道一休 6/5発売
@musketeers10
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13時間5写真の中心にトランプの首がくる
6写真のセンター線にトランプの顔がくる
7だから写真の上半分に完全に顔が出ているのがトランプだけ
8三角形のセンター線に女性SPの顔(一番大きい)がくる
本下昌輝@愚道一休 6/5発売
@musketeers10
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13時間9四人のSPはサングラスや影など何かしらの形で顔が隠れていて、トランプを引き立てている
10トランプの顔についた凄惨すぎない程度の血の量( と適度に乱れた髪)
11青と黒(濃紺?)による絶妙な色のコントラスト
12色数の少なさによるバランスののよさ
本下昌輝@愚道一休 6/5発売
@musketeers10
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13時間13国旗のもう一辺の線の美しさ!
14多すぎず少なすぎない情報量!!!
本下昌輝@愚道一休 6/5発売
@musketeers10
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1時間8三角形のセンター線に女性SPの顔(一番大きい)がくる
トランプより女性SPが手前にくることでトランプに小顔効果付与している。
さらに
女性が混じることで男女比のいびつさもやや緩和している。
本下昌輝@愚道一休 6/5発売
@musketeers10
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3時間バズったから宣伝させて!
本業は歴史小説家、最新作『愚道一休』、集英社。
趣味で漫画書いてます。この漫画もかなり構図に気を使ったのでぜひ!!
この写真、流れた直後から「凄い写真、できすぎてるほど完璧な写真だ」と絶賛を浴びて、確かにその通りなんだろうけど、前に何度も紹介した「世界報道写真展」の「カダフィの最後」を思い出す。
それは12年前。
その後、4年前にも書いていた
ところで。
この「シャッターを切る」という部分に限っては、技術の進歩が解決するんじゃないか?と思っています。
こんなすごい瞬間のシャッターを切るには当然、多くの経験と技術がいるわけだけど、
つまり「高性能のビデオを回して、あとからその動画映像から一瞬を切り取って静止画化すれば、プロカメラマンがベストを見計らって切ったシャッターのタイミングと、最低でも、とりあえず同じ映像はおさめられる。前後を比較すれば、もっといい構図を無限に選べる」という…それは、ビデオ画像から静止画を切り取ると、画質の点でカメラに及ばないなら無理だが、それは技術の進歩でだんだんとイコールになっていくのではないか…と。
もちろん、そもそもいい構図を得るためにはポジショニングをとらねばならない。時には同業者や邪魔な群衆を物理的に蹴散らすなども必要になる(笑)
その構図を選ぶ、ポジショニングをするってそれだけでも、カメラマンがカメラマンとして求められることは変わらないだろう。
だけれども、「ベストの瞬間を狙ってシャッターを切る技術は不要になる」だけで、その負担や学習すべき技術は大幅に減る。
また、正直なところ、議事堂の玄関から出てくる政治家とか、ホームベースに帰塁しようとする三塁手など、狙うべき地点や構図はあまり問題にならない、そんな写真もあるわけで。
「カダフィ最後の瞬間」再論
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120719/p2
から再論そしてもっとも印象に残ったのは・・・特別賞
この写真展では「たまたま重大な現場に居合わせたトーシロ」が撮った写真は基本的に対象外だが、あまりにすごい、重大な写真には特別賞を与えている。
今回は、「リビアで捕らえられ、殺される直前のカダフィ」が特別賞を撮った。無名の反乱軍兵士のビデオから写真に起こされた。
その「砂漠の狂犬」最後の写真の表情にも深い印象を持ったが、同時に、「え?ビデオから写真にしたら画質最悪だと思ったら、負けないほどきれいな画質だよ!!」にも驚きましたね。
もし「ビデオ回す」→、「その中でいい場面をコマ送りから1枚の写真にする」
というのに、画質の問題がなくなったら・・・「シャッターチャンス」って死語になるんじゃないか?格闘技の写真だって、決定的なKOパンチのシーンを狙う・・・という作業自体は当分滅びないが、いいアングルを決めてある程度ピントを合わせたら、その後数十秒はビデオを回していけば撮り逃がし無し!!となっていくのかもしれない。でもあと4、5年はかかるかな。どうだろう。カメラ・ビデオ技術の最先端はよく分からない。
最近はカメラの中に映像情報を蓄積して、「アッ!と思ってシャッターを押すと、その少し前の映像も保存される」的なものもあるとかないとか。連射機能とかも最近はすごくなっているし、ちょっとほしいことは間違いない。買う買わないはともかく、電気店で現在の流れを聞いてみよう。
いま現在も、「スチールカメラマン」という職業があって、野球サッカー格闘技でも政治家の演説でも、「ずーっと動画を撮って、あとから良い構図を1コマ抜き出せばいいや」となっていない、という現実から見ると、まだ不十分なんだろうな。
予測は外れたようだが、何がネックなんだろうね?
また、こういう形が一般化するのは何年後なんだろうね?そんな時代はこないかな?
といいつつ、答えは分かってる。
こういうポジションに移動する機能は、まだ0.14馬力の二足歩行の物体(人間)にしかついてない。
硫黄島の星条旗を彷彿とさせる、トランプの拳を上げた写真を撮影したカメラマン、銃撃が起きた瞬間、例の写真を撮る場所にポジションをとっていた。カメラマンの本能のようなものを感じる。 https://t.co/mj9wzjh9ui
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) July 14, 2024
pic.twitter.com/rmDpiuChVt
— ひ孫正義 (@yoshiQ1) July 14, 2024
トランプ銃撃直後のEvan Vucci氏の動き。
私はカメラに明るくないですが、この極限状況でやみくもに撮影するのでなく、まずしっかりと各種設定を調整するのはメンタルがやばすぎる。
PASMO残高不足からの改札バタンでパニクる私とは生き物としてのパワーが違う。 https://t.co/IJgnspGiR2
Evan Vucci氏が2021年にピューリッツァー賞を受賞したのは、ジョージ・フロイドの死に対する抗議活動の様子を収めた一連の写真に対するもの。
— ひ孫正義 (@yoshiQ1) July 14, 2024
プライベートではMMAトレーニングが趣味で、ブラジリアン柔術の試合も参戦しているとのこと。
力強い写真は強靭な肉体から生まれる。 https://t.co/yjrvFj3Kfm pic.twitter.com/eaDHVq3gNY
なんか思わぬ形で格闘技とつながった
早速コメント欄情報をUP
Poet
以前も書いた気がするけど、シャッターを半押しすると常に写真を撮り続けて、
メモリーには残しているけど、フラッシュメモリ等のストレージにはセーブしないで、
1秒以上前の画像はどんどん捨てる。
シャッターを押すと、時間を遡って1秒前までの数十フレームをセーブする。
という機能は普通に使われていますよ。15年前に買ったミラーレス一眼には既に実装されていました。
いったん動画ファイルにしちゃうとストレージを節約するために圧縮をかけるから、
後で静止画を切り出しても画質が落ちますが。
上の二つを組み合わせて、動画を撮影しながら圧縮する前の高画質画像も常に数秒分
ずつ残すようにして、「緊急撮影シャッター」を押せば、数秒前までの数十フレーム
を高画質な静止画でセーブするというのも技術的には簡単なはずです。使われている
かどうかは知りませんが。
プロカメラマンなら常に被写体を捉えているだろうから、前者の機能だけで十分な気が
するけど。
