…ジョーンズが史上最年少でライトヘビー級のタイトルを獲得したのは12年前の3月。そこから何度も王座獲得→タイトル剥奪・出場停止を繰り返し、最後に試合をしたのは3年前の2月。9年間タイトル戦を戦って、その後3年休んでまだ35歳。
ジョーンズは過去にも何度も長期の出場停止(事件を起こしたり、禁止薬物の使用が発覚したり)期間があったが、ここまで開いたことはなかった。さらに、階級を上げての初戦となる
ジョン・ジョーンズは負けが、偶然4点ポジションの相手の顔面を蹴り上げたんだっけ?その反則負けのみ。
後は無敗だ。じゃあ防衛記録を積み重ねているかと言うと、剥奪や出場停止を繰り返してタイトルを手放している、と。
彼が初戴冠したあと、ナイキのCMキャラにMMAファイターとして選ばれたことがあり、そのとき本人もダナ・ホワイトも「彼(俺)は振る舞いも健全でロールモデルたり得る人物。だからこそナイキと契約できた。これでMMAのイメージを変えられたら」的なことを言ってたんだよ!
どの口で言ってたのかねえ(笑)
にしても!ほんとに彼は、あまりにも「羽目を外して」クスリやら交通事故をやらかす、という展開が多かった。
なんで?と思うが、こういうのも理由の一つかもしれない…本人の言だから割り引くことも必要かもだけど。
JJは試合前に気絶するまでハメを外す習慣を作っていた👀
— MMA字幕 (@MMA_JMK) March 3, 2023
世界最強の男ぶっ飛びすぎ🫢
2016年12月にJoe Rogan Experienceに出た時に自ら告白。https://t.co/J85KlrTSei#ufc285 #JJ #ジョンジョーンズ pic.twitter.com/IlNqwaC96A
うーん…余りのプレッシャーに、試合直前に羽目を外した遊びをすることで「負けたら『あの時、あんなふうにクレイジーなパーティをしてたからだ』と自分に言いきかせられる」。
だから敢えて遊んだ・・・・・・・・・・・・・・
分かるような気がしないでもない。試験勉強の直前に部屋の掃除、とか漫画を1巻から読みだす、とか??
だが、さらにもう一つ問題がある。ジョン・ジョーンズは結果的に、これまで防衛戦やタイトルマッチで負け知らずなのである。だとしたら現実から逆算すると
「1日乱痴気騒ぎをして『負けたとしたら、あの時に羽目を外したからだ』と言い訳できる状態に自らを置いたことは、たしかにジョン・ジョーンズをリラックスさせて、十分なパフォーマンスを発揮させた」
・・・・・・のかもしれないので、ある!!!
まあ、こんなやり方を凡人はマネできないだろうけど、どっちみち。
そんな天才はもう35歳か、まだ35歳か。
これまでも期待されていた「ヘビー級戦線」に登場する。ぶっちゃけ、ジョン・ジョーンズが登場して戴冠したころは、ゴング格闘技も毎月刊行のころ。当時のファイターが、UFCの「顔」として登場できる時代も、あとわずかだろう。
そんな、次の大会。