間違いなくオールタイムのフェイバリットの1冊になるマンガを読みました。 pic.twitter.com/kE9nCKrHiL
— TORI MIKI/とり・みき (@videobird) August 3, 2022
そんな本があるのか、検索…あれ?Amazon商品紹介で、でないな…はてなはダメだな、直接検索で…出ない…???
これ???
www.ishii-shoten.com
(笑)いしい商店単行本通信販売コーナー
いしいひさいち自費出版本を販売中です。2022年8月2日から『ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ』(1冊税込1000円、詳しくは特設サイトをご参照ください)の発売を始めました。
ウェブサイトでの新作連載をまとめた『スクラップスチック それがどうした1.』は2021年11月の発行で、1冊税込500円です。
コミティアに出品するため制作してきた『ドーナツボックス』は全巻在庫がなくなり、紙の本の販売は終了しました。AmazonKindleの電子書籍は全巻発売中で…(略)
いしいひさいちですら、自分が版元になって作品を発行・販売することをやりはじめたのか。…いや、いしいぐらいの地位を確立した人だからできるんかもしれないな、逆に。とにかく。「ROCA」とは??
「泣く」ことを傑作の証明にしがちなことには昔から疑問の私ですが、25pで少しうるっとし73pのラストのコマで早くも崩壊した。ストーリーに泣くというよりも演出の見事さと画力に戦慄して泣いたのだ。
— TORI MIKI/とり・みき (@videobird) 2022年8月3日
と書くと表層を語っているように見る向きもあるかもしれないがそうではない。本書を読むとロカちゃんが大好きになる。ロカちゃん以外のすべての登場人物も。それを担保しているのが(自己ボツを何度も出したという)作者の観察力や描写力なのだった。
— TORI MIKI/とり・みき (@videobird) 2022年8月3日
ありがとうございます!本人と確認してお礼を言ってました(^^)
— 白玉あずき@「ROCA」発売中 (@kagonoikeazuki) 2022年8月3日
恐縮です。読めて幸せです。
— TORI MIKI/とり・みき (@videobird) 2022年8月3日
ROCAについては、2019年にこのブログ記事で紹介されている
要は「ののちゃん」の中で、少しずつ話が進んでいた、ストーリー内のサイドストーリーというか、外伝というか…そこから、完全新作につながったそうなのだ。
goldhead.hatenablog.com
画像を孫引くと
ここにも、創作に至る経緯の、作者本人の弁が詳しく述べられています。
www.ishii-shoten.com
いしいひさいちといえば、致死量をはるかに超えた猛毒を含む風刺か、あるいは「ただの言葉遊び」「繰り返しのマンネリ」などを極めつくしてナンセンスの極致に至るような笑いが中心だが、それでもときどき「文学的」としか言いようのない作品を読むこともある。
ここに収録された、めちゃくちゃ弱い高校野球部の話とかね。
ののちゃん 等の作品内セカンドストーリーだった筈のロカシリーズが
— 東京下町三代目 (@slowsoft2smile) August 4, 2022
『ROCA 吉川ロカストーリーライブ』
として一冊に纏まるに当たり、とり・みき先生がKAWADE夢ムックのいしいひさいち特集でガッツリその魅力を語ってくれたのは大きいと思います。
とり先生ありがとう。 pic.twitter.com/0QSbFAv5pe
私だけでなく多くの人が待ち望んだ結果だと思います。応えていただいたいしい先生ありがとう、です。 https://t.co/5ZbIFjCNEw
— TORI MIKI/とり・みき (@videobird) August 5, 2022
にしても、あのとり・みきに「間違いなくオールタイムのフェイバリットの1冊」と言わせる作品は、それだけで只者ではない。
以前、河出書房の文藝別冊でとり・みきがロカちゃんへの愛といしいひさいちの表現の巧みさについて熱く語っていた。ホント、ガッ!ガッ!ガッ!っと描いたようなあっさりした線の中にときおりハッとさせられるリアル。 pic.twitter.com/vrQc9FbZB6
— ミリオン (@million_4869) September 2, 2022