あけましておめでとうございます。
最初に語るべきコンテンツであろう「大晦日RIZINの感想」だが…今半分まで見てます。世の中「チャンネル権あらそい」はひと昔前だが、「薄型テレビ=巨大モニター」の使用権は、やはり兼ね合いがある。スマホ画面では、やはりね…。
だから逆に、他の記事も見ないようにしてる(笑)
だが、その前に、せっかくだから重要な情報の再確認を。
これへの対処策、防御策。
いまは説明文も、動画も、イラストも多数ある。
異物除去で最も有効な方法は“咳”です。本人に意識がある場合は,まず強く咳をさせてみましょう。咳ができなかったり,咳が弱くなってきたりした場合は別の方法を試みます。
*腹部突き上げ法(ハイムリック法)
相手の背中から脇の下へ自分の両手を回します。片手で握り拳を作り,その親指側を相手のへそより上でみぞおちより下の部分に当てます。もう一方の手で握り拳を握り,素早く手前上方(自分側)に引きつけるように圧迫して突き上げます。
ただし,妊婦と乳児には腹部突き上げ法を行わないでください。
腹部突き上げ法は内臓を痛める恐れがあるので,異物の除去に成功しても必ず診察を受けてください。*背部叩打法
立っていたり座っていたりしているときに腰を折って前屈みになって,顔を低くした状態で相手の肩甲骨の間を自分の手の付け根の堅い部分で「強く」数回叩きます。
また,横に寝た状態で行っても構いません。
www.city.fujisawa.kanagawa.jp
そして、これは、オフィシャルな日本医師会の意見としては「上の方法を試してもダメな時の最後の手段」としているらしいが、「掃除機のノズルをのどにつっこみ吸引する」という方法も実際にあることは書いておきたい。
http://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/H17/210.htm
ただし、「舌」を吸いつかせるとかないように注意(奥の方へ押し込むとか)
詰まらせたのは餅ではないが、伊丹十三の映画「タンポポ」にこのシーンが出てくる。
先に小さく切っておく
よう言われるが、「1センチ台」ぐらいにしろというとイメージがわく
年末年始、餅による窒息事故に御注意ください! -加齢に伴い、噛む力や飲み込む力が衰えてきます。小さく切って、少量ずつ食べましょう- | 消費者庁
この大きさの餅をあらかじめ売り出せばいいのに。
世の中、もちはリスクがあっても好まれることは確実なわけだし、
死者がある程度生まれるのは統計的にはあり得ることだろう。
だから、安易に「もちの窒息死ゼロ」とかいうのも大風呂敷だが、ただ本気で政策上の手当てをしてさらに減らすことはできるのではないか(安易に販売・使用規制をしろって話じゃないぞ)。
米のブッシュ政権だったか、「医療ミスでの死者を減らす」の大キャンペーンを行い、ミスの原因などを大規模調査して「患者の名前を書いておく」とか「見た目で点滴の内容物の違いが分かるようにする」みたいなホント―に単純なやり方の積み重ねで成果をあげたとか。
最初に掲載した画像、ネット上で毎回バズるこれも、注意喚起としては役に立つ。
私が作った画像ではありませんがコイツには気をつけてくださいね… pic.twitter.com/ygtjORPHWK
— カワモツ鍋@デレ10th幕張両日(幻覚) (@kannami951) December 31, 2018
追記
2022年にさっそくはてなでバズったこの記事は非常に詳しく、新知見や「べからず」の注意点も書いている
news.yahoo.co.jp
ここで問題です。
食事中におじいさんが喉に餅を詰まらせて、激しく咳き込んでいます。
その時、どうしますか?(1)そのまま咳をさせておく
(2)背中をトントン叩く答えは、(1)です。
咳込んでいるときは咳をさせる。
基本的には気道に餅が引っかかっていたとしても、咳をしているということは完全には詰まっていないということ。少しでも空気が通る道があるということは、まだ少し息が出来ている状態です。
ですから不完全閉塞の時にはなるべく咳をさせてあげる(略)
実は今の心肺蘇生のガイドラインには「背中を叩く」と書いてありますが、背中・体を起こしたままパンパン叩くと、地球には重力がありますから、餅がスポッと下がって詰まってしまい、完全閉塞の状態を作ってしまうので、今まで激しく咳をしていたおじいさんが急に咳をしなくなる。これは完全に詰まったということになります。
背中を叩く場合は、必ず重力を利用して、頭を下げて気管の位置が真っ逆さまになるようなつもりで頭をグッと下げて背中を叩く。
子供の場合は簡単に逆さまにできるので、自分の膝の上に乗せて逆さまにして背中を叩くと良いです。
しかし年配の方、大人の場合は、頭を下げるとなかなか角度がつかないので、大人何人かでしっかり逆さまに近い状態にして、肩甲骨の間をパンパンパンと強く5回叩いてください。
この形で出てこないかどうかを見てください。これを繰り返します。
(後略)