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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

消息不明の彭帥さんと中国高官の関係を「不倫」と書いていいのか問題





小谷氏が引用してる記事、「中国共産党の元高官から性被害」と書いてるやん?と思ったが、確かに読めば「……を受けたと告発した」という、彭帥氏の主張に留めている(これはこれで一定の理があろう。なにしろ現状では、これについての事実関係を司法レベルで確立するルートがない。/今後、否定されるかも肯定されるかもしれないし、たとえば現実の事実関係としてもいわゆる「不倫関係」にとどまるかもしれないのだが、現状の中国体制下で、その確定は完全不可能なのではなかろうか)。
で、有料部分では…

本人がどこで何をしているかの確認ができないため、テニス界や五輪の関連団体などからは安否確認を願う声や懸念する声が相次いでいた。

 21日には、4大大会の一つであるウィンブルドンの主催者が声明を発表。安全と健康を願っていた。

 一方で、中国メディアは「無事」を強調する情報発信を続けてきた。

 ただ、不倫関係が続いたなどの投稿の真偽については明らかになっていない。この件は国際社会からの注目度は高く、IOCの発表により事態が収拾するかはまだ見通せない。(ロンドン=遠田寛生)


冒頭で評価されているNHKの放送を見てみたいが、残念NHKプラスでも配信されていない。


そもそも、結婚している人間との関係を「不倫」と一般的に表現するのっていつからなんだっけ。
1980年代に定着したのか、その前か、そもそも第一義的にそれが使われるようになったのは………今回の「不倫でなく性被害だ」というのと逆方向、「それも家族や愛の多様性の一環ではないか?」という方向からも「不倫」でいいのか、という話は出てくる。


さて、今日あたりからこういう指摘を受けて、たぶんばたばたッと表現が変わるゾウ。

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彭帥事件「不倫」か「性被害」か