思い出した。
— タジー(田島圭祐) (@tajimakeisuke) February 7, 2021
かつて一番添削に困った小論文。
彼女はヒトラーのファンでナチスの政策を徹底的に肯定した内容。文体は完璧で中身は私ではわからない専門的な内容だったので、世界史の稲田先生に内容の確認をお願いしたところ、思想はともかく、事実は問題なく、高校生のレベルではないとのこと。(続く
(承前
— タジー(田島圭祐) (@tajimakeisuke) 2021年2月7日
倫理的に問題があると判断した当時の私の答えはNG。
彼女は「ですよねー」といい、壊れたおもちゃを見るような目になったのは今でも覚えている。
次の週、彼女は無表情で人権派のコピペのような模範論文を再提出した。
ちなみに、余裕で慶應文学部に受かりました。
正解は今でもわからない。
余談だが、その答案に対して私がNGを出した時、彼女が私を心の中で切ったのがわかった。
— タジー(田島圭祐) (@tajimakeisuke) 2021年2月7日
「あんたもか」って。
さらに「慶應は思想の中身は問わないのでは?」との声も聞こえた。
これらを彼女は一言も発していないけれども。
なんというか、まず議論の前に、「絵」が浮かんでしまった。
たとえば、「世にも奇妙な物語」ふうに……あるいは荒木飛呂彦の短編ホラーふうに、物語、映像としたらどうなるだろう。
そして、教育と知というものに一石を投じている、まちがいなく。
どこまでまとめになると思ったが、その後、当然のようにまとめになった