「天才・愚者・嫌な奴…」創作で描くのが難しいのはどれ?っていうまとめを見て
— 平野耕太 (@hiranokohta) February 4, 2021
その点フォーク准将ってすごいよね
天才風の愚者で嫌な奴っていう一度で三度おいしいんだもん pic.twitter.com/kEJcv1htuP
リプで「次点はトリューニヒト」って人が何人かいたが
— 平野耕太 (@hiranokohta) 2021年2月4日
ヨブはどこをどう見ても愚者とはかけ離れてると思うが
実際ロイエンタールが殺してなかったら
— 平野耕太 (@hiranokohta) 2021年2月4日
(というかこれもギリギリだった)
ラインハルト死亡後継は幼帝オーベル抜き
後見が政局に全く向いてないミッタマで
ヨブ野放しだと帝国偉いことになってたと思う
平野耕太氏は、銀河英雄伝説の大ファンである。いうまでもない。これ一冊で説明は足りる
ついったーからーーーーー平野耕太の「以下略」にピザとコーラをキメながら銀英伝を全話視聴させられる拷問あったよな pic.twitter.com/QO2GCi9CkZ
— HAL@古き悪しき時代大好き侍 (@HAL9152) 2018年4月15日
銀英伝のOPを見る度にブリュンヒルト良いなぁと思うと同時に平野耕太氏の描いたブリュンヒルトが脳裏に浮かんで困りますw pic.twitter.com/1kqNbDVGfO
— ひげねこ@技 (@HigenekoTech) 2019年10月25日
藤崎竜版のカストロプ公で平野耕太閣下のそれを思い出したのは、私だけでは無いと思う pic.twitter.com/ycQmgcLpbR
— シュターデン提督 (@AdmiralStaden) 2017年11月18日
@sxkxena 原画みたいですよねー フォロワーさんが新潟でみにったときは すごかったそうで
— 北海道トラペゾ (@trapezohedoron) 2012年9月3日
まあパチンコなったらこれでやって欲しいですねw pic.twitter.com/ic3064sN
まとめからー
togetter.com
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ここで平野ー田中の直接ではないが、「らいとすたっふ」安達氏とやり取りして、伝言をことづけしたりしている。
でさー、ここまで有名人気漫画家が、有名エンタメ小説を好きだと公言してるんだから、2万字ぐらいで、何がどう好きだとか、はじめて読んだときの思い出とか、好きな人物嫌いな人物論とか、いろいろ聞いたら、ふつううに読まれるコンテンツになるだろ常考。
とはいえ、難しいのはわかる。平野氏って、あんまり俺の感覚ではインタビューとかされてない。
需要はあるに決まってるのだから、そこから敷衍して考えると、「インタビューを受けるのが嫌い」なんじゃないかなと。あと、連載漫画をきちんと毎号描くのもキライ(笑)。
ま、そうだろうけど、だからこそだ、人脈も情熱もプレゼン力も駆使して「平野耕太に銀英伝のあれこれを聞くインタビュー」をどこかが実現させてください、とどこかの誰かに要望しておきます。
これが、自分の観測範囲の問題であり、実はどこかで、既に大いに語っているインタビューがある…ということなら、全面的に恐縮して、ありがたく読ませてもらうのだが。
ときに、これだけある作家への愛好を漫画家が表明してたら、「コミカライズしませんか?」とかの話が真っ先に行くと思うんだが、編集者も嗅覚が働いたのだろう、「銀英伝」は藤崎竜氏に、「アルスラーン戦記」は荒川弘氏(この作品を、オファーがあるまで未読だったとか)に依頼された。
それが正解だったことは、どちらも後発の、勤勉漫画家が手掛ける両作品がともに平野耕太「ドリフターズ」の巻数の2倍を、軽く超えていることで証明されたのである。
- 作者:荒川 弘
- 発売日: 2020/12/09
- メディア: コミック
なんだよこれ
夢枕獏氏は「鬼滅の刃」ブームを、どう見ているのだろう?
【※以下、文体模写入ります】
もうひとつの話を、どうしても語らなければいけない。
夢枕獏と「鬼滅の刃」________あの、人気作品について、である。
実は、双方の接点を、自分はしらない。
夢枕獏は、集英社の「青春と読書」に、いろいろ寄稿している。
ならば、「鬼滅の刃」についても、当然語っているのではないか______だれしも、そう思う。
しかし、ぼくが知る限り、あのエロスとバイオレンスで知られ、そして漫画を語ることのだいすきな作家が、
日本史上最大のヒットを飛ばした”鬼退治”の漫画について、まだ語っていないーーーすくなくとも、読んだことはない。
これが、自分の観測範囲の問題であり、実はどこかで、大いに語っていた。
そんなこともあるなら、全面的に恐縮して、ありがたく読ませてもらうのだが。
夢枕獏に、語ってほしいのは、彼がBSマンガ夜話にも準レギュラーで出てくる、漫画好き、漫画語り好き、だから______ではない。
鬼滅の刃が、鬼の、__そして鬼を殺すものの物語だからである。
キマイラ。
魔獣狩り。
陰陽師。
沙門空海 唐の国にて鬼と宴す。
考えてみれば、夢枕獏とは、鬼と旅した男なのだ。
それが、「鬼滅の刃」を読んだら__
嫉妬。
羨望。
それが物書きとして、ないはずはない。
同時に
希望。
歓喜。
尊敬。
それもあるだろう。
そもそも、一作、1シリーズで1億部。
すごいな、おまえ__
だが、おれはどうだ。
トータルで何部か、それはいちいちかぞえてはいない。
1億部は、いったか。
いかなかったかもしれんな。
だが、どれもそれなりには売れた。世界にも翻訳された。
鬼だけじゃない。
格闘技も書いた
山登りも書いた。
歴史も書いた。
釣りも書いた。
恥をさらけ出すような、青春の記も、おもしろエッセイも書いた。
そんな俺が、
1作品で天下を取った、若き才媛の「鬼」について語る___
それだけで、面白いに決まっている。
けけけけけ。
いやいや、つい筆が滑ったのでございます。
かんべんして下さい。
おまけに三人称が一人称になったりして、何か視点が憑依してしまったのですが。
そんなわけで、
夢枕獏に「鬼滅の刃」を語ってもらうというのは、上の「平野耕太」が銀英伝を語る、とは違って、少なくとも公式に接点が確認されていない二者ですが(繰り返すが、接点があったら教えて)、そういう想像をしたのですよ。
実は、きっかけはもうひとつあって、あるところで鬼退治の英雄ががご当地の伝説のところで、「鬼滅の刃がヒットしてるのだから、うまく便乗してまちおこしができないか」といった趣旨の発言をしてたひとがいて、「それなら、別にも作品や作者がいるじゃないか。たとえば…」ということで、ぶく先生が脳裏に浮かんだのですよ。
それが理由。