- 作者:勝田 文
- 発売日: 2020/10/23
- メディア: コミック
この「風太郎不戦日記」は、自分も2020年の漫画作品10傑のひとつに選んだのだけど、
最近、見逃していたところに目が向いた。
それはこの「注釈」。
拡大……
作中に今日からみれば不適切とされる表現がありますが、昭和20年という時代を背景にして書かれた「日記」の持つ意味を変質させないよう当時のまま表記したものです。ご了承ください。
なんつーか、完璧じゃね?
手塚治虫没後、「黒人差別をなくす会」などからいろいろと批判を受け、そこから登場した?のだったかな、過去の漫画その他の描写に関する「おことわり」文学。
いろんな作家作品ごとに、とうぜん文面もいろいろ違うが、
その中でも最高傑作なんじゃないだろうか、この「風太郎不戦日記」の注釈は。
おもいおこせば、シュン某君の、某タイムラインも、この「注釈」を掲げていれば、圧倒的勝利ッ…(なんだそれ)かどうかはともかく、必要十分だったんじゃね?
と、最近発見して、ほとほと感心したのでこの知見をシェアしたいと思いました次第。