ベトナム戦争に関する米国防総省の秘密報告書(ペンタゴンペーパーズ)を入手したNYタイムズのニール・シーハン記者が死後の公表を条件に語ったこと。エルズバーグ博士からコピーの提供を受けたのではなく、彼の家から勝手に持ち出して無断でコピーしたのだという。https://t.co/mEp72yxA9i
— 奥山俊宏 (@okuyamatoshi) January 8, 2021
ほんとかいな。
Now It Can Be Told: How Neil Sheehan Got the Pentagon Papers
It was a story he had chosen not to tell — until 2015, when he sat for a four-hour interview, promised that this account would not be published while he was alive.
By Janny Scott
Jan. 7, 2021, 5:50 p.m. ET
There was one story Neil Sheehan chose not to tell. It was the story of how he had obtained the Pentagon Papers, the blockbuster scoop that led to a 1971 showdown between the Nixon administration and the press, and to a Supreme Court ruling that is still seen as a milepost in government-press relations.From the moment he secured the 7,000 pages of classified government documents on the Vietnam War for The New York Times, until his death on Thursday, Mr. Sheehan, a former Vietnam War correspondent and Pulitzer Prize-winning author, declined nearly every invitation to explain precisely how he had pulled it off.
In 2015, however, at a reporter’s request, he agreed to tell his story on the condition that it not be published while he was alive. Beset by scoliosis and Parkinson’s disease, he recounted, in a four-hour interview at his home in Washington, a tale as suspenseful and cinematic as anyone in Hollywood might concoct.
今それは語ることができる:ニールシーハンがペンタゴンペーパーを手に入れた方法
それは彼が話さないことを選んだ話でした—彼が4時間の面接に座った2015年まで、彼が生きている間はこのアカウントは公開されないと約束しました。
1972年にニューヨークタイムズがペンタゴンペーパーズの報道でピューリッツァー公務員賞を受賞した日のニールシーハン。 シーハン氏がエピソードの中心でした。
1972年にニューヨークタイムズがペンタゴンペーパーズの報道でピューリッツァー公務員賞を受賞した日のニールシーハン。シーハン氏がエピソードの中心でした。クレジット...バートンシルバーマン/ニューヨークタイムズ
沿って ジャニー・スコット
2021年1月7日、東部標準時午後5時50分
ニール・シーハンが話さないことを選んだ話が1つありました。それは、彼がペンタゴンペーパーズ、ニクソン政権とマスコミの間の1971年の対決、そして政府とマスコミの関係のマイルポストとして今でも見られている最高裁判所の判決につながった大ヒットスクープをどのように入手したかについての物語でした。ニューヨークタイムズのベトナム戦争に関する7,000ページの機密政府文書を確保した瞬間から木曜日に亡くなるまで、元ベトナム戦争特派員でピューリッツァー賞を受賞した作家であるシーハン氏は、説明するためのほぼすべての招待を断りました。正確に彼がそれをどのようにやってのけたか。
しかし、2015年に記者の要請により、彼は生きている間は公開されないという条件で彼の話をすることに同意した。脊柱側弯症とパーキンソン病に悩まされた彼は、ワシントンの自宅での4時間のインタビューで、ハリウッドの誰もが思いつくのと同じくらいサスペンスと映画のような物語を語りました
一般的に信じられていることに反して、エルズバーグ氏はタイムズに論文を「与えた」ことは決してなかった、とシーハン氏は強調して言った。エルズバーグ氏はシーハン氏に、それらを読むことはできるがコピーを作ることはできないと語った。そこでシーハン氏は、エルズバーグ氏が書類を隠していたマサチューセッツ州ケンブリッジのアパートから書類を密輸した。それから彼はエルズバーグ氏がしたようにそれらを不法にコピーし、タイムズに連れて行った。
(略)
「それで、私がしたように、あなたはそれを盗んだ」と彼はエルズバーグ氏が言ったことを思い出した。「いいえ、ダン、私はそれを盗みませんでした」とシーハン氏は答えたと言った。「そしてあなたもそうしませんでした。それらの論文は米国の人々の所有物です。彼らは国宝と息子たちの血で彼らにお金を払った、そして彼らにはそれに対する権利がある。」
ちょ、ちょ、映画と、ちゃう???
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 (字幕版)
(347)
IMDb
7.2
1時間56分
2018
G
1971年、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国内には反戦の気運が高まっていた。国防総省はベトナム戦争について客観的に調査・分析する文書を作成していたが、戦争の長期化により、それは7000枚に及ぶ膨大な量に膨れあがっていた。 ある日、その文書が流出し、ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。
まさに最近、ニール・シーハン記者が亡くなったらしい。
www.nytimes.com
これの倫理的評価は
色々難しいのだが、
ある意味で「本人が、死後の公表を条件とした」ということで一種語るに落ちてはいる。
(だが、それでもそういう形で事実を残そうという発想も、ある意味ですごい話で、記者魂というべきかもしれない。)
尖閣映像流出事件、なんてのも思い出したり
m-dojo.hatenadiary.com
自分はニール・シーハンという名前を聞くと、別の著書を思い出すのです。
これもベトナム戦争の話で、直接読んだわけでもないのだけど、表題が面白かったので印象に残っているのだ。
それは「輝ける嘘」という・・・・・・