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トランプ・クーデターひとまずの感想~彼の”自壊”は、逆に良かったのでは(序説)

トランプ・クーデター、ブクマにも書いたのを再掲載。

抗議デモのトランプ支持者らが米議会に侵入 女性が撃たれ死亡 | アメリカ大統領選 | NHKニュース

なぜここまでの「動員力」をトランプは持てるのか、報道をみてもいまいち分かりづらい。にしても抑え込むしかないし、まずこの乱入者たちをどの程度の規模で起訴できるかが課題ではないか

2021/01/07 11:02
b.hatena.ne.jp

そこにあるように、まず驚いたのは最後の最後までここまでの「動員力」があることだ。
トランプ支持者というのは彼の成功者イメージ、つまり勝っていること自体が支持者を惹きつける要因で、負けてどうあっても結局大統領の座を追われるだろうと言うことになった以上、 スーッと波が引くように熱狂支持者もいなくなっていくのではないか、と見ていた。

この辺については間違いなく過小評価していたのだろうな、自分も。

ただ支持者のホワイトハウス襲撃・占拠という暴走は、それがもたらす米国と民主主義へのダメージはともかくとして、そして尊い命が奪われたという悲劇はあるんだけど、あえて政局的な意味だけで不純に見るなら、起きて結果的にはトランプのパワーが削がれて、うまくいくのではないか。この熱狂的支持をコントロールして戦力を「温存」してトランプが下野したらもっと厄介だったろう。
それに日本でもスケール小さく起きたことだが、不正投票で何だという形で陰謀論に浸食されると、彼らは例えば選挙とか支持者あつめとかそういう、正規の場所での戦闘力を割いてしまうのだ。端的に言えば、ジョージア州で不正選挙で不正選挙だとあれだけ連呼していたら、熱心な支持者ほど「そんな不正選挙のために地道に戸別訪問なんかしてられるか、 もはやホワイトハウス を占拠するしかない」となっていくのだ。

そしてさらに、トランプがどこまで本気で言っていたか知らんがBLMに対抗する形で「LAW&ORDER」と語っていた以上、その支持者たちの間にはやはり分裂が生まれるだろう。かなり本気で「LAW&ORDER」のためにトランプ再選を、と考えた人々もかなりいたはずで、そういう人たちはこれを見て幻滅するだろう。
さらに言えば、封じられてるようにバイデン政権は、大統領選に勝利するためには民主党最左派のパワーが必要であったが、いざ勝ったら、最左派の影響力はあまり大きくないことが望ましい。
今回の騒動では「やっぱり、実力行使は混乱を招くだけである」という部分もかなりクローズアップされそうだから、そういうことで BLMが今後、「バイデンは微温的で妥協的すぎる」と突き上げていく、その力をめぐりめぐって削いでいくことになると思うのだ…。

実は、「去り行くトランプ政権の総括」 のテーマとしてもっと別の話を書こうと思っていたんだけど、まず今回の愚かで滑稽で、そしてそのぶんだけ危険な「クーデター」のことだけでそれなりの分量になってしまった。
本来のテーマはまた後でかこうと思う。

世界で最も危険な男

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