…初代はドラマチックな帰還劇が何本もの映画になった。けれど、そんなトラブルは繰り返したくない。宇宙工学者としての意地があった。「もう映画は作らせない」(読売新聞2020年12月7日)
ま、そうだよね。ド正論。
すべてが順調、想定内で実施されたらドラマとしての盛り上がりはなく、ドラマが作られることもそうは無い。大トラブルの発生とそのリカバリーがあったほうが、人々が注目するドラマチックなものになる・・・・・という話は、
「アポロ13」から
「ライナーの捕球に関する広岡達朗と長嶋茂雄」から
こち亀の「えらいやつってのははじめからワルになんかなんねえの!」
から、さんざん言われていることである。
最後の奴、田中芳樹氏がずっと中断してた「タイタニア」の続編書いた時にコラまで作っちゃったよ(笑)
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だが、今回のハヤブサ宇宙工学チームの「もう映画は作らせない」は、それに匹敵する、歴史に残る言葉なのでは、と思います。