平松伸二氏の「ブラック・エンジェルス」が、全話無料にこだわる「スキマ」で公開されはじめた。
自転車を軽やかに駆り、ただ1人で日本一周旅行をしている青年・雪籐洋士(ゆきとうようじ)。行く先々で住み込みの仕事に就き、愛想良く人々と交わる。しかし、眼鏡の奥で光るその両眼は、どのような悪党も決して見逃さない。残虐非道な警察官、血に飢えた剣道家、弱いものをいたぶる誘拐犯……彼が標的に定めた連中は、情け無用の一撃で必ず命を落とす。死神としての洋士の名前は、「黒い天使(ブラックエンジェル)」!! 今夜もまた、「地獄へおちろ!!」という声が闇に響いて消えてゆく。
https://www.sukima.me/book/title/blackangels/
キン肉マンや北斗の拳が元気だった時代、この作品は「6番バッター」ぐらいだったと思うけど、それでも存在感があったのは事実。
しかし!!!おれ、個人としては、だ!!
何度も書いた話だが、画像付きで再度語る。
日本に大地震が起きる!
関東は徹底的に破壊される!!
そこを日本政府は救援復興するのではなく、そこはもう「復興不可能」と封鎖して見捨て、法の及ばぬ無法地帯となる!!
その結果、その地域での覇権を握ろうとする無法者たちが群雄割拠し、さながら戦国時代のようになる!!!
最初に読んだ少年は「な、なんて奇想天外で、恐ろしく悲しくも、血沸き肉躍るアイデアなんだ!こんな設定を考え付いた平松伸二は天才だな!!」と思ったのでした。
・・・・・・・いや、その後(永井豪「バイオレンスジャック」そのまんまだという)真実を知り、怒りもしましたが、今の結論としては「アイデアは、別に著作権があるわけではない。だから自由に使っていい」ということに到達しているのである。
しかし当時の平松氏も、漫画家がたくさん呼ばれるパーティーとかには出席したであろう。その会場で永井豪氏を見たら、どんな表情であいさつしたのでしょうか?