これ、まだ書き残してないんでさ。
あれはもう、7月末のことだったか・・・・・・・・。
鈴木みのるが新日本プロレス後楽園ホールのメインイベントで永田裕志に勝ち、近藤有己が『iSMOS.1』のケージでTKO勝ち。それを実況する佐藤光留。この後、メインを締めるのが北岡悟。すごい2020年のパンクラスイズム。
— 堀江ガンツ (@horie_gantz) 2020年7月31日
帰宅。「iSMOS.1」→隊長を語る会でした。「iSMOS.1」の実況が好評で何より。ただ、間違いなくアレは北岡悟の熱量がそうさせたものだと確信している。溢れんばかりの想いが詰まった「iSMOS.1」に携われて良かった。明日も生きる佐藤光留は6時起きで2部練習ワォワォ!!
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2020年7月31日
自分、わざわざニコニコプロレスチャンネルに入って、たしかリアルタイムでは見られなかったから、あとから追っかけタイムシフトで見た。
するとネタバレ気味に、ニコニコ特有の字幕コメントが入る。
そのなかに「佐藤光留が実況なのか」というのがあって……「ああ、かき違いか。佐藤光留が試合の『解説』やってるんだな。まだパンクラスがスカイAのハイブリッドアワーの時に、佐藤が一回だけ解説してたけど、すごく巧くて、しかも公正で感心したことあったなー‥」とかつらつらか思っていたら、本当に実況だった時のおれの表情を想像してくれ( ゚д゚) 。
しかも、それが巧い。
そんなばかな。
素人というか、いきなりやってみたら、思う以上にポテンシャル発揮することあるよ。選手の試合解説はまさにそれだろう。
元選手ならではの経験、分析力、技術の知識など。マネできない、そりゃあるよ。
しかし「実況アナウンス」はそーゆーのの、一番対極にあるジャンルだろ。どうやったら、素人がトライして、しかもあの水準になるんだ。
実はあまりに感心したので、メインや、特に印象に残った近藤有己の入場時の実況をテキストにしたかったのだけど、ニコニコは繰り返しては視聴できんかった…録音しておけばよかった。
さがしたところ、かろうじてこういう音源があった…第一試合の、2選手の入場実況をテキスト化する。
▼第1試合 73kg契約 5分3R
木村裕斗(パンクラスイズム横浜)
VS
友實竜也(ゼロ戦クラブ)
【実況開始】
生きる、戦う、そして勝つ。現代の日本総合格闘技界を作り上げてきた北岡悟が、自ら戦う場所を新たに作り上げました。
松本幼稚園 presents iSOMOS.1、その第一試合、トップバッターに選ばれたのがパンクラスイズム横浜、木村裕斗。数々のアマチュア格闘技戦で頭角を現し、いよいよiSMOS-1でプロデビュー戦を迎えます。
主催者である北岡悟はこの試合を「自分の影響を受けて格闘技をやっている二人のぶつかり合い」と形容しました。
現在進行性で北岡イズムを受け継ぐ木村裕斗は、記念すべき第1回のスタートマッチ、そしてプロ格闘家としてのスタートマッチで何を見せるのか。今ケージに入りました、パンクラスism横浜、木村裕斗!
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北岡悟イズムを受け継ぐ人間は一人ではない。
パンクラスイズム横浜から遠く離れた、岡山の地からやってきたゼロ戦クラブ、友實竜也もその一人です。
大学時代に通っていたジムでの練習は壮絶なものででありました鼻血を出し、号泣。あまりの凄惨さにスパーリングが途中で止まることも。
そこから数年が経過した今、北岡悟が運営するiSMOS-1に登場することを誰が予想できたでしょうか。「決して器用ではないが、競り合いができる選手」と北岡悟は彼を表しました。
そしてはっきりと「彼は僕の後輩です」と言い切りました。負けて帰るわけにはいかない。勝って今の自分を北岡悟に、そして北岡が作った場に刻み込みたい。
岡山からやってきたゼロ戦クラブ 友實竜也!!
なんなんだ、なんで実況を自分でできちゃうプロレスラー、格闘家がいるんだ……とにもかくにも戦慄したものでした。
記録にとどめておきたい。