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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

『異世界居酒屋「のぶ」』ドラマ版(WOWOW)見て「そういや枝豆、世界的にメジャーになったんだよな…」と思いを馳せる

ここからの続きな。
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あと、そこにも書いたけど、第一話はネットで無料で見ることができるし、17日にも再び無料(WOWOW会員以外も視聴可能)で放送あるな。

https://www.wowow.co.jp/drama/original/nobu/

で、だ。
作り的にはたしかに、欧州風をなんちゃって的に再現し、それを「お笑い風」で糊塗したことにより「邦キチ!映子さんが好きそうな作品テイスト」になった部分もあったけど、まあそこは基本、うまそうな料理とそれを食べて喜ぶキャラがいれば成立する物語なので、楽しむことはできましたよ。


ただ。
もともと中世レベルの技術経済水準なら、そりゃ確かに日本の大衆居酒屋レベルの料理が出たらそんだけで無双だろう、とも思うけど…
それでもやっぱり人間の「食べなれた料理こそがサイコーさ」ハードルもそれなりに高いので、そう百戦百勝ってことも無いと思うんだけど。


ただ、そもそも「日本の平均的料理を、まったく食べなれていない人が初めて味わったときのリアクション」はコロナショック前まで右肩上がりを続けていた、外国人観光客がリアルに示している。そんな中で、「異世界居酒屋」第一話でもかなりスポットが当たっていた「枝豆 EDAMAME」は、ここ10〜20年で、日本を経由し、本当に世界に広まったらしい。

そんなことを、まさに10年単位で書いているのがここのブログなのもすごいよな(笑)


2008年。
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2014年
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なんで枝豆に、こんなに自分はこだわってるかというと、リンク先記事で「あずまんが大王」を引用してるように、
枝豆は、そもそも大豆である。「大豆を、完全に成熟する前に収穫して、さやごとゆでて、塩ふればできあがり」のはずだ、基本は。
なんで、こんなのが、極東の小国を経由しないと、みんなやってみようと思わなかったんだ???とね。


ま、いったん広まってしまったら、あとは「なんで気づかなかったんだ」とか言ってもしょうがない。

うまいから食え、ということであります。



異世界居酒屋「のぶ」六杯目 (宝島社文庫)

異世界居酒屋「のぶ」六杯目 (宝島社文庫)


ちなみにこの本も面白かったですわ

紹介しようと思って、まだ果たせていない。