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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

AFPが「新種の昆虫発見」記事を報じたが、意味深すぎてタイトルを変更してしまう…

みんな面白がってブクマしてやがる。そんなに昆虫、科学に興味あるんすかあ。
b.hatena.ne.jp


んで、こうなった。

【訂正】新種の甲虫、グレタさんにちなみ命名 英自然史博物館、他
2019年10月26日
タイトルを当初「目が見えず羽のない甲虫、グレタさんにちなみ命名 英自然史博物館」としていましたが、「新種の甲虫、グレタさんにちなみ命名 英自然史博物館」に訂正しました。

www.afpbb.com

訂正、つうか最初のタイトルに、どこも事実誤認はないんだけどね……


中国か!!あるいは京都か!!!!!
と、思ったのでした。
中国かよ、というのはDisではなく、そういう文化の伝統があるっていうこと。クワヲサシテエンジュヲノノシル。
ja.wikipedia.org


元末の叛乱者・張士誠の物語があろう。

彼の名前「士誠」は、儒者から「帝王にふさわしい立派な名前」として送られたものだが、その真意は「士、誠小人也(士、誠に小人なり)」という『孟子』からの語句に由来し、張九四を「一丁字もしらないごろつきからの成り上がり者」に過ぎないと暗に誹謗したものである。この逸話は、後に洪武帝(彼も張士誠と同様に、もともとの身分が低い)が儒者(士大夫)に対する猜疑心を生じさせる結果となり、文字の獄を誘発した。
ja.wikipedia.org


あるいは田中角栄に贈られた色紙…
「言必信、行必果」

思い出すのは、田中角栄さんが周恩来から「言必信行必果(げんかならずしん・ぎょうかならずか)」という色紙を贈られて得意満面の姿が新聞紙上をにぎわしたときの話です。一見、素晴らしい人物評価に見えるんですね。しかし安岡先生がすぐに、それは『論語』の人物評の一片で、三流の人物を表わすことを見抜かれて、周恩来の非礼を指摘されました。

「大平君がそばにおりながら、そういうことがわからないというのは、恥ずかしい話だ」とおっしゃったんです。大平さんのことは先生も非常に買っておられたんですね。それで、私はすぐ大平さんのところへ行ってそのことを伝えたら、大平さんは、
「いや、参りました。言われてみれば、まったくその通りだ」
とおっしゃったんです。
www.chichi-yasuoka.com

※この解釈がただしいかも諸説ございます。
tonmanaangler.hatenablog.com
tonmanaangler.hatenablog.com
www.21ccs.jp


ただ、一応原文は

子貢問曰、何如斯可謂之士矣、子曰、行己有恥、使於四方不辱君命、可謂士矣、曰、敢問其次、曰、宗族稱孝焉、郷黨稱弟焉、曰、敢問其次、曰、言必信、行必果、硜硜然小人也、抑亦可以爲次矣、曰、今之從政者何如、子曰、噫、斗筲之人、何足算也。

書き下し文
子貢(しこう)問いて曰わく、何如(いか)なるか斯(こ)れこれを士(し)と謂(い)うべき。子曰わく、己を行うに恥あり、四方に使いして君命を辱(はずかし)めざるは、士と謂うべし。曰わく、敢(あ)えて其の次を問う。曰わく、宗族(そうぞく)孝を称(しょう)し、郷党(きょうとう)弟を称す。曰わく、敢えて其の次を問う。曰わく、言(げん)必ず信、行(こう)必ず果(か)、硜硜然(こうこうぜん)たる小人なるかな。抑々(そもそも)亦(また)以(もっ)て次ぎと為すべし。曰わく、今の政(まつりごと)に従う者は如何(いかん)。子の曰わく、噫(ああ)、斗筲(としょう)の人、何んぞ算(かぞ)うるに足らん。
孔子の論語 子路第十三の二十 四方に使いして君命を辱めざるは、士と謂うべし | ちょんまげ英語日誌

本題に戻って……こういうのは別に皮肉じゃなくて、単純に起こり得るもんなんですよ。

むかし、なにかのエッセイで『「〇〇さんに敬意を表して、それにちなんで命名した」のはいいけど、その命名対象が、たとえばだれもが忌み嫌う病原菌だったり、体の部位でちょっと微妙なところだったらどうなのだろう』という話があってね…(たぶん清水義範唐沢俊一、あるいはその両方だと思う)。 まあタテマエとしては、それは名誉なんだし、それを結び付けて考えるのがおかしい、みたいなことになるのだろうけど、それでも、そんな意識を頭の片隅にでも浮かべる方がおかしい、とはなるまい。

そこで例に挙がったのはたしか「バルトリン腺」だったかな…
いま検索したが、リンクなどは張らない。


もっと一般的なところでいえば、女性の解放、社会進出を促すために人生をささげ、多大な功績を挙げられた「ブルマ」氏の発明品にちなんだ衣服が…そのイメージの変遷については各自調査。


アダムとイブやエデンの園だって、こういう比喩にすることができる。

エデンの園はロシアにあったとする学説がある。

なぜなら、アダムとイブはクルマも家も服さえも持っていなかったが、
自分たちが住んでいるところがパラダイスだと信じて疑わなかったからだ。