こういうのって、たくさん店に置くような本ではないと思うので、あと電子版がいまんとこ出ないらしいので、近所の本屋さんに予約しておくといいよ! 絶対いいよ! かなり突っ込んでいろいろ語っちゃったよ! ギリギリだよ!https://t.co/nC1DH0hfn6
— 椎名高志@美神カフェ開催中! (@Takashi_Shiina) September 2, 2019
- 作者: 椎名高志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/09/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
椎名漫画の30年。画集+自作解説集!
初連載『GS美神 極楽大作戦!!』から、連載中の『絶対可憐チルドレン』まで。さらにはデビュー作『Dr.椎名の教育的指導!!』にも遡り、作者本人が自作とキャラを自筆で解説! 元ネタ披露から、椎名流のひねり方、担当との食い違いから今後の構想も!? 各作品のカラーイラストや漫画原稿を鑑賞しながら椎名漫画の30年を振り返り、その創作の過程や発想の源に迫る、画業30周年のメモリアルブックです。
【編集担当からのおすすめ情報】
編集担当として『絶対可憐チルドレン』の一時期と、今回の画業30周年記念本に携わらせていただきました。(ちなみに一読者としては『電化製品に乾杯!』に胸を打ち抜いていただきました)。椎名先生のお話は「ああ、なるほどなあ」と膝を打つことが多くてとても刺激的で、時に刺激的すぎる程です(笑) 椎名先生の思考と30年の漫画家生活の詰まったこの本、椎名漫画のファンの方々も漫画家を志す方々も、是非お読み頂ければ幸いです!
「イラスト本」的な意味合いも大きいらしい。その場合、あまり当方は関わりないのだが、そこは大阪商売人、そういう人向けに、何か「 元ネタ披露から、椎名流のひねり方、担当との食い違いから今後の構想」を入れてる、というからよくわかってらっしゃる。
永遠の青年漫画家、というイメージがあるんだけど、既に大御所も大御所、そして実際に、文庫の解説本を見ると、かなりの後輩・若手漫画家が、椎名作品を「お話づくりのお手本になる」という見方で見ているそうだ。
たぶん、格闘技でいえば、きれいなワンツーを打つタイプの格闘家で、ダン・ヘンダーソンのような「ちょっと真似できないような変わったフォームと身体能力で、独自のパンチを打つ」タイプじゃないからなんだろう。
そういうタイプっちゃタイプかもしれない(いや、でもけっこう典型としてのお手本にもなるから違うか?)同年代の盟友にしてライバル、藤田和日郎氏の作劇術公開本「読者ハ読ムナ」とも対比して読むと面白いかもな。
読者ハ読ムナ(笑): いかにして藤田和日郎の新人アシスタントは漫画家になったか (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
- 作者: 藤田和日郎,飯田一史
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/07/12
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (6件) を見る