「特報!! キム・ニューマンの《ドラキュラ紀元》シリーズが、中短編を追加収録して、アトリエサードより復刊!!」−−既に聞いておりましたが、素晴らしいニュース! https://t.co/fH3xeOUhXN
— 森瀬 繚@年内3冊刊行予定 (@Molice) 2017年11月14日
ハーヴェイ、レ・ファニュにライバー「煙のお化け」の新訳か、と眺めていたら、「キム・ニューマンの《ドラキュラ紀元》シリーズが、中短編を追加収録して、アトリエサードより復刊」と容易ならぬことが書いてあるねhttps://t.co/RSlY9UyBKV。
— 藤原編集室 (@fujiwara_ed) 2017年11月14日
ドラキュラ紀元というのは吸血鬼ドラキュラが実際にいたというとこから始まるifものでヘルシング教授に倒されず、なんとそのまま女王と結婚しイギリスを支配するヴィクトリア朝時代から始まる超面白い吸血鬼ものの小説だよ。その時代の吸血鬼や創作や史実の人物が交差してどかどか出てくる
— 生きてるなら燃えてやれ (@tadanoakuta) 2017年11月14日
わかりる?現行本のアマゾン紹介はどこまで書いてるかな…
ヴァン・ヘルシングが敗れ、ドラキュラはついに英国全土を征服した。だがその治世下、吸血鬼の娼婦ばかり惨殺される事件が発生。諜報員ボウルガードは、闇内閣の命を受け、〈切り裂きジャック〉追跡に乗り出す。一方、ドラキュラとは血統を異にする吸血鬼の美少女、ジュヌヴィエーヴもまた調査に……虚実ないまぜ、名作の続編!
- 作者: キムニューマン,Kim Newman,梶元靖子
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撃墜王リヒトホーフェン率いる吸血鬼軍団が夜の戦場を駆ける。覇権奪取をめざすドラキュラが、ついに英国への報復を開始したのだ。闇内閣の命を受け、敵の拠点たる古城に赴いた若き諜報員は何を見たか? 一方、亡命中のエドガー・ポオもまた、ドイツ皇帝の密命を帯びて城を目指す。第一次大戦を舞台に再開する恐怖の年代記。
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1959年、ドラキュラ成婚に沸くローマ。吸血鬼への転化を拒み死期を待つボウルガードを訪れたのは、密命を帯びたボンド中佐。そして、彼を追う刺客の群!一方、ケイトはこの映画の都で、吸血鬼ばかりを狙う“深紅の処刑人”と遭遇する。その次なる標的はドラキュラ公本人か?太古より吸血鬼と敵対する“涙の母”とは何者か?虚実あやなす怪奇と幻想の年代記、堂々の第三部。
つまり、歴史改変というか架空歴史というか……「もし枢軸国が連合国に勝利していたら?」とか「関ヶ原で勝ったのは西軍だったら?」みたいなIFストーリーはおなじみだけど、架空のお話で、これまたIFのストーリーを作って…いや、それはいろんな二次創作はそうだろうけど、それを重厚な架空歴史として…「ドラキュラがヘルシングに勝利したことで、世界の歴史がすべて変わっていった!!」という大ぼらを吹いた作品なわけ!!!
自分は旧文庫を積ん読状態なのだけど(笑)、でもこのアイデアだけであっぱれあげてくださいだし、復刊も応援したくなるではないですか。