クロサワ以上にアメリカで愛されている!?『ゴジラ』本多猪四郎監督のエピソードを大林宣彦監督が明かす - シネマトゥデイ http://www.cinematoday.jp/page/N0078447
大林宣彦監督が、ニューヨークのジャパン・ソサエティーで行われたトークイベントに出席し、過去の作品や思い出などを語った。
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…友人である、映画『ゴジラ』の故・本多猪四郎監督について「僕がCMの撮影でハリウッドに行くと、後にルーカスフィルムに入る若い連中に、『もし、映画『ゴジラ』のオリジナルポスターをくれれば、君の作品のSFXをなんでもやる』と言われました。さらにマーティン・スコセッシ監督が、黒澤監督の映画『夢』のゴッホ役で来日したときには、撮影後すぐにメイクを落として、その場に居た本多監督のもとに駆け寄って二人で肩を組んで写真を撮りながら、本多監督に『実は僕はこのために日本に来た』と言っていました。そのくらい本多監督は黒澤監督以上にアメリカで愛されている監督です。