自分は偶然、その時間にカーラジオを聞けた時だけ番組を聴いているんだけど、先週金曜日の宮台真司氏の発言が、聞いていてくちをあんぐりだったので、記録に残そうと思い以下、文字化する。
基本的にはどーでもいい、話題で労力に見合わないんだが…
ナチュラル風のメイクが流行ってるとかどうのこうのって話。
http://www.tbs.co.jp/radio/dc/fri/
経由の
http://podcast.tbsradio.jp/dc/files/miyadai20151113.mp3
が元です
2006年10月〜07年3月まで放送された好評企画「週刊ミヤダイ」がデイキャッチで復活。その週に起きたニュースの中から、ミヤダイ先生ならではのテーマに注目。社会学的視点でその背景を分かりやすく解説する、目からウロコのコーナーです。
2015年11月13日(金)
すっぴん風メイクの流行の影に見る埋没思考
宮台真司の真髄がここに。こっからが本題なんですが
男の9割がスッピン好きという統計データが一部にあります
男がいかにヘタレであるかを示しているわけですよ
「ケバめの女は怖くてイヤよ」ということですまあほら、援助交際の研究、リサーチをしているときにね
援助交際のブームって96年の夏を境になくなっていくんですが
女の子ってどんどんガングロ化してくんですよね
ガングロブームは性的な男の視線を遮断する。
つまり男にもてようという姿勢っていうのを同性、女の子同士で魅せないようにしようとするという意味もあったんです
ところが97年のガングロブームの少し前あたりからすっぴんブーム、当時はナチュラルメイクと呼ばれていたんですが、これがはやったんですね。
当時は白ギャルとも呼ばれていました。
当時、ガングロの女の子は
「うちらみたいなのはエンコーしてないよ。してるのはほら、ああいうの」
といって、白ギャルを指差すということがあった。
つまり当時からナチュラルメイク、すっぴんはやばーいという共通認識がありました。
サークラ、「サークルクラッシャー」知ってますか、サークルクラッシャー。いろんなところにいます
サークルっていうのは同人誌サークルとか趣味のサークルで男を食いまくって、男の人間関係を壊して、
それはサークルクラッシングというんですが、クラッシュを起こすんですよ。これみなさん、経験のあるひとは想起してください。
「あっ、みんなすっぴん風だなー」、と
人畜無害風を装った女なんですよ。
だから、このことが実は大事で…逆にいうとね。
荒川Q:すっぴん女性を敵にまわしてないですか?
もっとこれから敵に回しますよ。
ボクはナンパ師でしたよね。ナンパ師の間では
ケバい女で煙草をすってるような女はピュアないいやつが多い。自分をちゃんと持っているやつ。で、実はすっぴんに見える、ナチュラルメイク女はやりまん。
荒川Q:やめなさいよ(略)。
ボクの意見というよりも、「と、言われている」んです。
荒川Q:電波(であることを)を考えなさいよ(笑)つまりね
人畜無害に見えることを利用して男にとりいろうとする女の戦略が一般にあるわけ。
他方でね、ケバめのメイクをして煙草をすう女の戦略は違うんです。
ヘタレ男をそれでスクリーニングするでしょ。
それでスクリーニングに残ったた、ちゃんとハードルを越えた男を
その男とお泊りするときに、すっぴんメイク落として、その落差でごほうびをあげるんです
そういう戦略も自分は良く知っています。
(略)
ということもあって、女の人にとってはね
つまり男の視線をコントロールするという重要な戦略の中にナチュラルメイクとかすっぴんメイクとかあるんですね。
だから男の人に警告。すっぴん風の女は、おぼこいと思ったら大間違い!!
いや、わざわざ文字に起こして記録したのはね…すごくおどろきの、斬新な意見だからじゃない。
逆に
どこぞの週刊誌や夕刊紙に載るような、いかにも中年男の思い込みっぽい俗なステレオタイプそのまんまだったからだ。
「一見、おとなしそうで清楚なあの子、ああいうのが遊んでいるんや」
「けばい女も、一皮向けば純情なええ子なんやで」
とか、梶原一騎の劇画に出ててもおかしくない。
わたしもレスラーとして、そして新日本プロレス社長、 また、プロモーターとして体験してきた事実だが・・・・・・むしろ悪役レスラーほど、いったんリングを降りると紳士、いいやつが多い!逆に名前はあげぬがTVで正義の味方ぶる善玉に実は計算高くてイヤな、キザ野郎が少なくない!ファンの夢をこわしたくはないが………
アントニオ猪木(談)
同時に宮台氏はいまや、こういう発言が受ける、好まれる世界で活躍しているのだろう。
公式かどうかは分からないが、youtubeにもあったので、ポッドキャストが終わったあとでも確認できそう。