数日前からtwitterに出現し、今でも投稿があって結構にぎわってるハッシュタグ。
というやつです。ごく一部を厳選して、togetterにしました。
「#じゃあキミら何の実写版なら見たいんだよグランプリ」ハッシュタグまとめ - Togetterまとめ http://togetter.com/li/836553 @togetter_jpさんから
んーで、ぼくはツイートする代わりに、過去の記事がブログにあったんでそれを提示しました。
低予算で映画・ドラマ・演劇化しやすい漫画を結構真剣に考えてみた - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110118/p4
これは2011年のもの。
さてそこから数年、自分が新しく知ったり、その後新連載が始まったりして、いま現在新しく選んだ作品は…
あ、その場合、自分は今の制作費がたくさん出ないポイズンな制作環境に配慮し、「低予算で作れる」をものすごーく重視して選びました。その結果、要は現代劇がほとんどになっちゃうけどね(笑)
「脱税できるかな」西原理恵子
どうだ、いきなり変化球、というかビーンボール。あるいはボーク。
これは「絶対にかけないことをしたからかかなかっただけ」の部分と、あとは鴨ちゃんの「この領収書が認められないってのか?おれがアジアでコーディネーターしてたとき、外務省の連中は何の金を領収書切ったか知ってるか?」という、あの啖呵部分を映像化するだけでいいのだ(笑)。落語で言えば「大工調べ」ですかね。
「薄暮のクロニクル」ゆうきまさみ
SFなのでご予算がまずいかと思ったが、戦時や戦後の回想シーンを切れば普通の現代劇だろう。主人公は雪村はアイドルでも役者でもなんとかなるが、伏木を演じる女優は身長が高いことが必要になって厄介…かもしれない。そして助演男優の久保園係長は誰が演じるか…?
「明日にはあがります(現「小光先生の次回作にご期待ください」)」
予算のことしか考えてないだろ(笑)
部屋のセット1つ。レギュラー俳優3人。テレビ東京の深夜ドラマなアレだな(笑)。
あ、そういう意味でドラマ化しやすそう、というのは以前書いてたかも。
主人公は…思いつかぬな。
だいたい黒縁メガネをかけると、それに俳優のキャラはひっぱられるもんだ。
「百人物語」業田良家
業田氏の漫画は基本的に実写化するのに向いている、ちゅうのはある。既に映画化された「自虐の歌」も田と比べるとかなり成功している。
「男の操」「祝福家福助」「機械仕掛けの愛」なども…、最後はSFなので予算の問題があるが(笑)、どれも実写化すれば一定水準を超えるものになるだろう。
百人物語を特に選んだのは、ストリートミュージシャンが主人公という舞台設定が、今のドラマ状況ではやりやすそうだから。ジャニーズでも、まあ、しょうがない。
「どうらく息子」尾瀬あきら 「昭和元禄落語心中」雲田はるこ
まあ、どっちかが企画会議で受かったら片方は、はねられるのだろうからね。
「落語心中」はテレビアニメになるんだっけ??
あ、なるんだわ。
http://www.rakugo-shinju-anime.jp/
「男子高校生の日常」山内泰延
学園のあるある的ショートコミック(ストーリー4コマ)って、ほかにも類作がたくさんあるから、いっそまとめてオムニバスドラマにでもしたらどうか、と適当なことを行ってしまうのだが、
その中でもこれを上げるのは、
以前紹介した
「男子高校生の日常」5巻のおまけ漫画?が、格闘技論的にすばらしい。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120115/p2
を映像化して欲しいからだ。既に実写化された「ホーリーランド」(再放送の機運が無い…)をしのぐ緊迫感が出るだろう。
「喧嘩商売」木多康昭
は、名前だけだすが「やっぱり無理だろうな」感がある。トーナメントはさすがに無理なので、1試合2試合選んで構成…できるかどうか。
「条例反対」討論会とかは実写しやす……くねえよ!!ある意味あそこが一番ハードル高いよ!!
「陽の当たらない小出くん」石川ローズ
作品はネットで読めるので解説は略す。
http://seiga.nicovideo.jp/comic/13952
小出満作(こいでまんさく)は16歳で吸血鬼になって以来、高校1年生を133回繰り返していた(旧制中学時代含む)。昼間は激ヨワで性格もひねくれているので、女子に嫌われたりさえないグループに所属してしまったりといつもパッとしなかった。しかし…
何度もいうが、予算が少なくあがるということを極力想定している(笑)。吸血鬼も出ているのでSFっぽいが、大丈夫、低予算であがる(笑)。