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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ヒジの借りはヒジで返す!ミルコ、逆転でゴンザガへのリベンジ達成!!

またも
○ミ\(・_・ )トゥ ←丸投げ

★UFN64:メインイベント・ガブリエル・ゴンザガ vs. ミルコ・クロコップ - 格闘技徒然草  http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20150412/1428784172
 
2Rもゴンザガ。ミルコ、マウントからのヒジをもらい左目尻をカット。テイクダウンが切れず苦しい展開。

3R。動かないゴンザガに対しジャブを入れていくミルコ。ゴンザガローシングルを狙ったがかわしたミルコ。今度はクリンチして押し込むゴンザガ。押し込んでテイクダウンを狙うが堪えるミルコ。足払いでバランスを崩す。ゴンザガタックル。がぶったミルコ。ゴンザガまた押し込むがミルコヒジ!効いた!さらにもう一発!パンチを入れるとゴンザガ亀に。ミルコパウンド!ガードを取るゴンザガにまたヒジ。さらにパウンド連打!ゴンザガ動かなくなりレフェリーストップ!

ミルコリベンジ達成。UFCでのベストバウト。ランカーのゴンザガに勝ったことでランキング入りも確実に。

最初の1、2ラウンド…「あ、これあかんパターンや」と早々にあきらめモードになった(笑)。カウンター狙いといえばきこえはいいが、要は主導権を握られ続け、後手に回るスタンドの展開。
最後は、ゴンザガの突進タックルで多少はねばりつつも最終的に倒される。
防御はすぐに立ち上がる現代的な対処法ではなく「うーん、PRIDE時代だったらブレイク掛かるから正しかったかもしれないけどねー」的な、下からの抱え込みスタイル。


だが、そういうちぐはぐさを抱えながらも、まず1Rはゴンザガに上になられてもほぼノーダメージ。2Rは、まさに初戦で実質的な決め手となった、寝技でのヒジ攻撃によりぱっくりコメカミを切って流血するも、止血も上手くいきダメージは小さくて済んだ。

そして1,2Rを確実に取られた上で臨んだ3R…ゴンザガはその前半の攻勢で、おそらくスタミナが切れた。タックルに失敗した上、金網に押し込んでの攻防で…ミルコのスタンドのヒジが炸裂!!押し合い、組みあいの際の攻防で、ゴンザガに明白なダメージを与えると、そこから上になってもパウンドと合わせて寝技でのヒジを効果的に使い、PRIDEと合わせて22個めのKO・一本勝ちを奪取した。

なんでもZUFFAが買収したPRIDE、ストライクフォース、WECとUFCを通算すると、そのフィニッシュの数が一番多いのはミルコということになるらしい。


みごとなものだ。
これからミルコがヘビー級の頂点に立つとか、そういうことは勿論ないだろうけど、こうやって見合った相手と試合ができるのならそれに越したことはない。日本大会でももちろん、有力な「商品」になるだろう。

この一勝で満足して引退とかでも、もちろんありえる話だが、まあそれもなさそうだ。

そして言えることは、こうもミルコがまだ闘うというなら、石井慧は引退している場合じゃない、ということである。まぁそれでもね…それはいづれかのときに後述。

入場の時に鳴り響くは、日本でも欧州でも 「WILD BOY」

Wild boys never lose it
Wild boys never chose this way
Wild boys never close your eyes
Wild boys always shine