観ました。
この戦いの場は、いわゆる
「誰が最強か」を決める場所ではない。
「誰が最も優れた技術があるか」を追求する場でもない
「誰が最も心が強いか」を探る場でもない。
では、何を探るべきか…
「誰の責任なんだ」を追求すべきだろうな(笑)
まあ、冗談は抜きにして、こういう場ができたのは、できないよりいいんだが…
あのフジテレビである。
楽しくなければテレビじゃない、メディアの支配者、視聴率○冠王……彼らのアイデア、技術、宣伝力、カリスマ、ブランド……これがあったから、90年代からゼロ年代の格闘技ブームが生まれた。
それは間違いないのです。
そのフジテレビが、外部事情によって格闘技から手を引き、ブームが終わった。
しかしながら、そのフジが「復興委員会」を称し、公に格闘技ブームをよみがえらせる動きに着手した。
その結果で生まれたのが「巌流島」…
まだ封印の一部しか解かれていない蛇王みたいですよ(笑)
いや、そういうことというより、フジテレビの力が、ひいてはテレビ全体の力がその時代の中で、こういうふうになっていったのかなあ…と思ったりするのですよ。
90年代からゼロ年代前半はK-1、PRIDE。
テン年代も半ばをすぎた今は巌流島。
しかし、橋頭堡は築かれた。いろいろなあれはぐっと呑み込んで(冒頭からして呑み込んでねえだろ)、ここからプラス方向に進化してもらえればいい。
しかし、「一般の視聴者が楽しめるかどうか」ってどっぷりつかった自分にはわからんところ。ああいうルールのほうが、ふつーの人は楽しめるものなのかしらん??