http://blog.canpan.info/jig/archive/5260
いまエジプトのシーシ大統領が宣言した、第二スエズ運河の建設が進んでいる。これは現在ある第一スエズ運河に加え、一部を二つの運河にするという工事だ。それは運河の一部は、船が
2艘十分に通過できるだけの幅があるのだが、他の一部はそれが不可能だからだ。このため運河の入り口で、多く船が待船さられているのだ。この問題を解決するには運河を拡幅するか、あるいは運河を二本にするしかなかった。そこでシーシ大統領は第二のスエズ運河建設、思い立ったのだ。
既存の運河の岸を掘削して、船が通過できる幅を広げることと、一部、第二スエズ運河を建設することで、スエズ運河の通過船舶の数は、3倍から5
倍に増える
http://www.asahi.com/articles/ASG9B5K1RG9BUHBI01T.html
中米のニカラグア政府は9日、太平洋とカリブ海、大西洋を結ぶ運河の建設を12月から始めると発表した。EFE通信などが伝えた。2019年に完成予定で、計画通りならば、運河の総延長はパナマ運河の3倍以上になる。
工事を請け負う中国系の香港ニカラグア運河開発投資有限公司(HKND社)によると、計画には港や空港、人工湖の整備、観光施設やセメント工場の建設なども含まれる。建設費用は400億ドル(約4兆2400億円)規模…
(略)
一方、16年までには拡張工事を終えるパナマ運河を抱えるパナマのバレラ大統領は、ニカラグアの運河について「あまりに巨額の投資で、実現可能だとは思わない」と…
パナマやスエズで拡張工事とはね。そしてニカラグア運河か。隋の煬帝以来の伝統のある運河工事だ、中国企業ならやるかも(笑)
にしても地図をみるたびに、本当にあからさまにスエズとパナマは「ここに運河があったら便利だよね」すぎる地理だ。フィクションでこういう地形を想像したら「ここにこういう場所があるの、ご都合主義的!」っていわれるレベル。