http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140924/k10014821571000.html
岸田大臣は「日本としては基本的にアメリカを含む国際社会の『イスラム国』との戦いを支持している。今回の空爆は、これ以上の事態の深刻化を食い止めるために行われた措置だと理解しており、『イスラム国』が弱体化し、壊滅につながることに期待する」と述べました。
そのうえで、岸田大臣は日本の対応について「軍事的な支援を行うことはできず、あくまで人道支援を中心にできる範囲で努力する」と述べ、避難民に対する人道支援として、総額およそ2550万ドルの緊急無償資金協力などを行うことを説明しました。
いかがですか。
イスラム国との戦いは「支持」、空爆は「理解」。(それともこれは一体化してるのか)
「軍事的な支援を行うことはできず、あくまで人道支援を中心にできる範囲で努力する」。
正直に言うと、うまい外交なのか稚拙な外交なのかも現状わからん。
小泉純一郎首相は2003年のイラク戦争のとき、外務省あたりが「理解」で留めようとしたのを「こういうのは旗幟鮮明にしなきゃだめだ」と官邸主導で「支持」にしたという話が、たぶんこの本にあったかと思う。

- 作者: 読売新聞政治部
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