この講演に際して、こんな報道があった。
“昭和天皇万歳”集会で――舞の海氏が排外発言
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140522-00010000-kinyobi-soci
「昭和天皇と大相撲」と題し“記念講演”をした舞の海秀平氏が「外国人力士が強くなり過ぎ、相撲を見なくなる人が多くなった。NHK解説では言えないが、蒙古襲来だ。外国人力士を排除したらいいと言う人がいる」と語ると、参加者から拍手が湧いた。“日の丸”旗を手にした男性が「頑張れよ」と叫び、会場は排外主義的空気が顕著になった。さらに舞の海氏が「天覧相撲の再開が必要だ。日本に天皇がいたからこそ、大相撲は生き延びてこられた。天皇という大きな懐の中で生かされていると感じる。皇室の安泰を」と結ぶと、大拍手が起こっていた。
(略)
(永野厚男・教育ライター、5月9日号)
ところが
【週刊金曜日が捏造報道】「蒙古襲来だ。外国人力士を排除したらいいと言う人がいる」舞の海の発言を都合の良い部分だけ切り貼り|保守速報 http://hosyusokuhou.jp/archives/38267717.html @hoshusokuhouさんから
と。「週刊金曜日」と「保守速報」か…ちょうどぴったり釣り合いが取れる、絶妙のバランスというかなんというか。
逆に「むしろ外国人力士をたたえているぞ」という感想ツイートやブクマもあるにはあるのだが…
さて、真実はどちらに?
ところがこの動画、時間を見ると結構長いねん。
ちょっとこれから見てる時間がないので、これは(自分にとっては)壮大なメモ代わりだ。
ここに忘れないよう動画を張っておいて、時間があるときにみます。
みなさんも、時間に余裕がないと薦めませんが、こんな資料と話題があったという話。
ちなみに一般論としては
「やはり日本人に勝ってもらわないと」「がんばれなでしこ、サムライブルー」「うどんやそばてぇのはツユが黒いぐれえじゃねえと味がしねぇやっ」「USA!USA!!」「テーハミング、どどんどどんどん」
すべてまことにけっこうなわけですが、それからたしかに「ちょっとずれた」場所・・・あまり遠くはないところに排外主義的表現はある。
そしてそれは外形的に判断されるもので、実は人種差別的心情に根ざしたような偽紳士が「外国人力士もがんばっているが、やはり日本人横綱が誕生してほしいですね」といえばセーフで、気のいいおっちゃん兄ちゃんがひいき力士の応援のつもりで、その相手に「モンゴル野郎は帰れ!!」とか言っちゃったらアウト。
まぁ、気をつけなきゃいけませんな。これから始まるサッカーW杯でも…。
格闘技界で、なぜかお堅いUFCでのチュール・ソネンだけが野放しなのはおいとけ。
追記
これもまた、全文革命だなあ。
http://d.hatena.ne.jp/maukiti/20140527
経由で知ったが
舞の海講演会について(文字起こし有)
http://blog.livedoor.jp/dg_law/archives/52206553.html
と。
【全文革命とは】
※会見やインタビュー、討論などが、動画送信技術の進歩によりノーカットで中継・放送が行われたり、文字数制限が無いネット経由で全文掲載されること…それがもたらす文化・ジャーナリズム・社会状況の変化(の予測)です。 全文革命 という言葉でこの日記内を検索してもらうと、関連の話題が出てきます