東京スポーツながら。
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/268273/
通常、猪木氏のプロレス関連情報のリリースは東京・西新橋のIGF事務所からファクスやメールで各メディアに送信されるが、今回はスポーツ平和交流協会名義で、送信元もあえて消去された状態でファクス送信され、メールでの送信はなし。しかも各新聞社にとって、もっとも盲点となりやすい早朝6時に送信された。これには「北朝鮮イベントを事前にあまり報道されたくない」という裏事情がある。議員として北朝鮮とのスポーツ交流は進めたい猪木氏だが、プロレス興行を手がけ、自身が総帥を務めるIGFとしては、北朝鮮との交流が明るみに出ることを嫌がるスポンサー筋の手前、あまり大々的には報じてほしくはない。また思わぬ方面から妨害が入ることも予測されるため、事前に宣伝効果の拡散を期待する通常興行とは正反対に、大会が成功するまで、あくまでひっそりと準備を進めたい模様だ。
まあ宣伝しなくても動員で客は集まるからな(笑)。
「平壌の冷たい夏」再び…猪木の狂気はもう仕方ないが、カネを誰が出すか?上場企業ならスキャンダルだ -
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140520/p1
で書いた話の繰り返しとなるのだが、北朝鮮興行にお金を出すというのは、その何がしかが金王朝(北朝鮮全体主義体制)を支える資金として回るということになる。一種の道楽として笑って済ませることもできるだろう「IGF」の通常興行ならともかく、はたしてマトモな企業が、それに賛同するや否や。
これ、ほんとに重要な焦点です。来週、猪木議員が会見するなら、そのカネの流れというものを確認してもらいたい。