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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

リアルに首都直下地震を描く…高嶋哲夫「首都崩壊」

首都崩壊

首都崩壊

東京直下型巨大地震が、世界大恐慌を起こす。
私たちには「秘密」にされている、すぐそこに迫る危機を、
あえてフィクションで描いた超リアル告発ノベル!

国土交通省の森崎は、東都大学地震研究所の前脇から、マグニチュード8クラスの東京直下型地震が大幅に早く発生する予測データを示される。その翌日、今度はアメリカ留学時代に親友となったロバートが大統領特使として来日し、東京直下型地震の経済損失が112兆円にもおよび、1929年を遥かにしのぐ世界大恐慌を引き起こすレポートを突きつけてきた。右往左往する森崎、そして日本政府。人類未曾有の危機を回避する手段はあるのか。模索し始めたとき、震度6弱地震が東京を襲った。地震規模が予測を下回っていたことに一度は安堵する森崎。だが、この地震は首都崩壊への序曲にすぎなかった……。
 

過去にこういう本も、同じ筆者は書いているのね。

M8 (集英社文庫)

M8 (集英社文庫)

小松左京は首都については「なぞの”雲”」というSF的想像力を駆使して首都の”消失”を描き、関西知事連合などが緊急に統治に当たるなどの政治的な動きも書いていた。
今回は「リアル」が売り物だが、どんな本なのだろうか。
まずは小説として面白いかも、当然問うべきだ。