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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

全国高校柔道、小川直也の息子が個人、団体も優勝で最優秀選手/そして講道学舎は終わり…

NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです

柔道の第36回全国高校選手権大会…体重無差別5人制勝ち抜きの男子は、修徳(東京)が決勝で白鴎大足利(栃木)を破って初優勝を果たした。前日の個人戦で無差別級を制し、団体決勝でも優勝に貢献した小川雄勢が最優秀選手…(略)

■小川、決めた初Vにガッツポーズ

大将戦まで持ち込まれた男子団体決勝。修徳の小川…左の奥襟をつかんで、圧力をかけ続ける。バルセロナ五輪銀メダルの父直也氏をほうふつさせる攻め…(略)

 修徳は中学時代のエリート選手が集まる学校ではない。全国中学校大会に出場した選手は、決勝を戦った5人中1人。1年前の大会には出場できず、運営の手伝いをしていた。大森監督は「この悔しさを晴らそう」と説き、同時に「下働きする人たちの苦労も分かるだろう。それに報いよう」と話してきた。

 前夜、「個人戦の優勝は忘れろ」と監督に言われた小川は・・・

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/03/21/kiji/K20140321007816580.html
…風貌、柔道スタイルともに、92年バルセロナ五輪95キロ超級銀メダリストの直也とうり二つ。観戦した父とは週に何度も乱取りをこなし・・・(略)3回戦の中西戦で一本を奪った支え釣り込み足も昨年、父から助言を受けて磨いてきた技。自らの経験を惜しみなく伝えている直也は、その柔道を見ながら自身の現役時代をダブらせていた。

 もう一つ、柔道時代の父譲りなのはそのコメントだ。「よかったです」「気持ちの部分ですね」「全体的にです」。修徳高の大森監督も「口が重い」というタイプとあって、口数は極めて少ない。これにはプロレスラーとして話すことの重要性を覚えた父も苦笑い・・・

ところで、実は「エリート学校ではない」修徳だけでなく、決勝の相手高校も、全国から選手が集まるのでは無く、全部その県出身選手でチーム構成するような学校だった。

エリート学校が上位にいく、というのは確率論であるから、常に例外はあるだろうけど、やっぱり夢がある。「資金をかけて、いい選手を広く集めたチームこそ上に上がるのが成熟したスポーツだ」という逆方向の見方もあるだろうけど。

そして

http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2012/09/17/kiji/K20120917004130211.html
過去に3人の五輪金メダリストを生むなど、名門として知られた柔道私塾「講道学舎」が今年度内で消滅することが16日、明らかになった。

 75年に故・横地治男氏によって設立された講道学舎は、同氏が立ち上げた財団法人日本柔道育英学会によって管理運営されていた。92年バルセロナ五輪では男子71キロ級で古賀稔彦、同78級で吉田秀彦が優勝。一気に世界に名を…滝本誠が81キロ級で金メダルを獲得。世界選手権のメダリストも多数輩出し…エリート柔道家の卵が集う場所として…

 関係者によると、07年に横地氏が死去したあとは、協賛企業からの支援が減少。中高一貫で強化を行う強豪校が全国で増加し……今月行われた評議員会で存続断念を決定。施設がある世田谷区内の土地は支援企業に返還される見込み…

ああ、中高一貫での柔道エリートの囲い込みが、逆に講道学者に人を集めにくくしたのね。進学先が世田谷学園じゃなくなったことも魅力低下の理由か、シビアな(笑)。
でも、ひとりの篤志家、情熱家の個人がやっていた活動は、その個人が去ったときには清算されるのも潔いことでしょう。逆に、ここまで続いたことが賞賛に値する。
このあと、日本の「柔道エリート」はどんな道を歩むのかな。


小川ジュニアも、日本柔道界における小川直也の微妙すぎる立場が、悪影響を与えたりしないことを祈りたい。(マジに)