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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

”右傾エンタメ”映画こと「永遠の0」絶好調!製作委員会の各社も大喜び…かな?

永遠の0興行収入60億円視野のロケットスタート
映画.com 2013年12月21日(土)16時45分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131221-00000010-eiga-movi
 [映画.com ニュース] 「V6」の岡田准一が主演した山崎貴監督作「永遠の0」が12月21日、全国430スクリーンで封切られ、興行収入60億円を見込める絶好のスタートをきったことが、東宝への取材でわかった。

岡田准一主演『永遠の0』が初登場1位!今週の映画の動員成績と興行収入が発表
http://newclassic.jp/archives/5159
21日、V6の岡田准一が主演を務める映画『永遠の0』(東宝)が公開された。同作は21,22日の映画観客動員ランキングで初登場1位を獲得し、動員約43万人、興収5億4230万円を記録した。ベストセラーとなった原作の小説の後押しを受けて、好調な滑り出しとなっている。


あっ、タイガー&ドラゴンの落語家役(ドラゴンのほう)が主演じゃん!!



会場ではスタンディング・オベーションの嵐。

プチ鹿島 ‏@pkashima 12月21日
https://twitter.com/pkashima/status/414268807109033984
「永遠の0」初日舞台挨拶。上映後、司会がスタンディングオベーションを促す。あれってそういうシステムだったっけ。


さて、表題にうたった「右傾エンタメ」、おしくも流行語大賞はならず(ノミネートされてねえよ)。だが、われらがはてなの、「はてなキーワード」には残っている。なぜなら俺がつくったからだ(笑)

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B1%A6%B7%B9%A5%A8%A5%F3%A5%BF%A5%E1
小説家・石田衣良の造語。
「君たちは国のために何ができるのか、と主張するエンタメ」「愛国心をくすぐる作品」などを言う。
石田によると「2013年前後に増えて」おり、たとえば山田宗樹「百年法」などの本が「右傾エンタメのパターンを踏んでいて残念」という。また「読者の心のあり方がゆったりと右傾化している」ことも背景にあると石田はしている。
自衛隊を舞台にしたラブコメなどもこの範疇に入る。
詳細は2013年6月の朝日新聞に詳しい。(※ここ、伏線)
http://www.asahi.com/national/update/0617/TKY201306170494.html

このキーワードには無いが、新聞記事では「永遠の0」も挙げられているから、永遠の0もそうなんだろう。
作者本人はこの評価に納得していない。

百田尚樹 ‏@hyakutanaoki 6月18日

朝日新聞(※引用者註:伏線)が僕の『永遠の0』や『海賊とよばれた男』や有川浩さんの『空飛ぶ広報室』に「右傾化小説」というレッテルを貼るのは、ある意味、朝日らしいと言えるが、その朝日にケツかかれて、「右傾エンタメ」とかいうジャンル分けの発言して悦に入ってる小説家がいるのが呆れる。

自分はこの時、はじめて百田尚樹氏という作家にして、超絶おもしろ番組「ナイトスクープ放送作家の存在を知った。ただ実際にまだ氏の小説読んだことないな。

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)



首相も鑑賞したとか。

安倍首相、映画「永遠の0」に感極まる 感想に「……」 - 朝日新聞デジタル (伏線)
http://t.asahi.com/dm0k
 冬休み中の安倍晋三首相は31日、東京・六本木の映画館で公開中の映画「永遠の0」を鑑賞した。約2時間半の上映後、記者団から感想を求められた首相は「感動しました」と感極まった様子。印象に残った場面を問われると、数秒間沈黙し、声を絞り出すように「やっぱり、ラストシーンですかね……」と語った。


なんにぜよ、ヒットの可能性大ということでおめでとうございます。
この作品の製作委員会の各社も、大変喜んでいることでありましょう。

http://www.toho.co.jp/lineup/eienno-zero/credit.html
製作:「永遠の0」製作委員会
東宝 アミューズ アミューズソフトエンタテインメント 電通 
ROBOT 白組 阿部秀司事務所 ジェイ・ストーム
太田出版 講談社 双葉社 朝日新聞 日本経済新聞社 KDDI TOKYO FM 日本出版販売 GyaO! 中日新聞社(引用者註…A.K.A「東京新聞」) 西日本新聞社

このヒットには、昨年平和を願うメッセージソング「ピースとハイライト」が評判になったあの人の主題歌の力もあることは、間違いない。

■”右傾エンタメ”「永遠の0」映画化。主題歌は「ピースとハイライト」歌うサザン、「内容に桑田が強く共感」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130830/p5

収録曲「蛍」


しかし、
まー、
なんですなー(桂小枝調)。