INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

投げ槍、投石……「遠方からものを投げる」武術史、軍事史。そしてその進化の果てに…

てな、話をtogetterまとめしました。

投げ槍、投石……「遠方からものを投げる」武術史、軍事史
http://togetter.com/li/598117

自分は話題を広げるというか、そらすというかの係だな(笑)。詳しい知識は他の語り手に乗っかる。

ただ、自分のこの話への興味は

に由来する。
 「鉄砲というのは、『遠くから敵を攻撃したい』という武器の根本要求に沿ったものだったから、その歴史の流れに位置づけるべきだ。当然、当時も導入に大きな抵抗感は無かった」と説いた本。鉄砲でがらりと変わったわけじゃなく、槍だ刀だで近接戦闘するより、遠くから自分は安全な距離にいて、相手だけを傷つけたいよね、というのが戦場のリアルな欲求、なのだろうな。

そして・・・この話題のときはこの画像を必ず貼る。


そしてその、人類の進歩と発展の末に…

米国の無人爆撃機を操縦していた若者の回想が…すさまじい
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130608/p6

ネバダの基地から地球の裏側のアフガンで、道を歩いている3人の標的へ向けてミサイルを2発撃ったことがあるんですって
コンピュータースクリーンにはサーモグラフの映像が映っているんですが
そこに熱い血が広がっていくのが見えた
 
一人の男は前に行こうとしている、でも右足がなくなっている。そして倒れる
血(の熱をモニターが感知した赤い色)が広がり…でもそれは地面と同じように冷えていく
赤い熱の色が、地面の緑の色とおんなじになる
 
今でもこうして目をつぶれば、僕にはコンピュータスクリーンの小さなピクセルの一つ一つが今でも見える
彼らが実際に殺害すべきタリバンのメンバーだったのかはいまも分からない

コメント欄から 「戦争における『人殺し』の心理学」

銃を撃つのは、刃物で殺すのより罪悪感は減るけど、それでも、第二次大戦の発砲率が20%くらいなので、罪悪感から解放されたわけではない。本当に罪悪感から解放したのは爆弾だそうだ。名著『戦争における「人殺し」の心理学』の受け売りですが。

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

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id:believemeimaliar
      ↓が貼られてると思ったが

飛び道具の人類史―火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで

飛び道具の人類史―火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで

いったいなぜ、人類はこんなにも繁栄したのか?本書はその理由として、直立二足歩行や火を操る能力とならんで、「ものを投げる能力」を挙げる。飛び道具を使って、遠く離れた場所に変化を生じさせることへの飽くなき探究心こそが歴史を形づくってきたのだ。人類進化の足跡から、戦争のスタイルと軍事技術の変遷、惑星探査や宇宙開発まで、壮大なスケールで描く画期的な人類史。