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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

みちプロ20周年興行。新崎人生もサスケも、新世代も。

昨日、生中継は見られなかったけど
「みちプロ20周年記念興行」を見た。今後も侍では折に触れて再放送される。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131104/p9
放送時間は次の通り

http://www.samurai-tv.com/match/otherp/
後半にはみちプロの「卒業生」であるタイガーマスクや、大阪プロレスやKAIENTAIという形でそれぞれの道を歩んだレジェンドが多数。でも中には引退で、解説役を務める選手(ディック東郷)もいて、やはり歴史を感じさせた。

そしてメインの新崎人生&グレート・サスケ……やはり両者とも、その体型の維持進化ぶりにあらためておどろくべきだろう。人生は、全盛期と見分けがつかない、というと言い過ぎかもだが、まったく若手に見劣りしない筋骨りゅうりゅうの肉体だった。
グレート・サスケに痛って、いや至っては、ボディビルに傾倒したために贅肉の一片もない体になった。数年前から、その肉体を誇示するためにおなじみの上半身を覆うニンジャ風スーツを脱いでいたけどね。
それぞれ団体の社長業をやったり、副業の店を始めたり(成功したり失敗したり)している。こうなるとどうしても、肉体の維持という点から衰えが始まる。そこをクリアするだけで、やっぱり驚嘆していいのではないだろうか。


二人はもちろん、何回も派手な空中殺法を見せた90年代の動きはできない。ことに怪我の多かったサスケは「昨年の肩甲骨の骨折はまだ治っていない。この骨は折れた骨がくっつくのではなく、折れた骨の間に自然に新しい骨ができるのを待つしかないから」とかとんでもないことを言っていた(笑)。
さらにとんでもないことに、そのサスケがラ・ケプラーダを見せていた(笑)。
 
「年を経たベテランレスラーが、どういうふうに試合、技を組み立てて、今までの動きが出来なくなったことをカバーするか?」
そんなことも楽しめるようになるのは幸か不幸かだが、「魔性のスリーパー」や「豪腕ラリアット」「シャイニングウィザード」など、そんな変化が興味深いのも事実だ。


人生、サスケは僕の90年代の記憶と合わせると、たしかに当時とは違う。だが十分、当時のイメージを保つ試合を見せてくれたなあ、と思いました。
惜しいのは、最後のマイクなど、サムライTVの機材(集音・録音)機能か、会場の音響機能がやや不十分だったのか、聞き取りにくいものだった。