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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

VTJでの所、宇野、小谷、藤井……/ネット放送と入場曲

VTJを見ました。無断駐車、だめよ。


それはともかく。リアルタイムで書いたtwitterをもとに書き加える。

所英男

所英男は良くも悪くも日本風の総合格闘技「JMMA」の象徴だと思うが、JMMAの技術、戦略的特徴というのは「削らない」のが特徴なのかも…。と思った。判定は、勝った相手も「1、2Rをとられて負けたと思った」というほどの接戦であったが、その「削り」が無かったことで接戦を落としてしまったような気がしてならない。
テイクダウン後の攻防で、実は下のポジションから相手のほうがずっと殴ってたからね。

ゴング格闘技 ‏@GONG_KAKUTOGI 10月5日
VTJ 3rd▼所に判定勝利したウィル・カンプザーノのコメント「最高の気分です。所はすごく強かった。(スプリットの判定について)今のところ分からなくて。大変難しい試合だったし、なぜ私の方に来たのか後でゆっくり考えたいと思います」(続) pic.twitter.com/CSUYJWFOLb
 
ゴング格闘技 ‏@GONG_KAKUTOGI 10月5日
(続き)カンプザーノ「1、2Rは彼が取ったと思っていました。3Rは取った自信があった。 非常に自信がなくて、負けたかもしれないと思ってました。(今後について)この機会にインターナショナルなファイターになっていきたいです」」

勝村周一朗 ‏@shu_katsumura 10月5日
英男が勝ったと思ったけど判定負けだった。セコンドだから客観視できなかったせいかもしれないのでVTRで確認したい。その上で納得できなかったらジャッジペーパーの開示と、どちらかを支持した理由を説明してもらいたい。その場合は正式に文書という形にしようと思う。

だが、削りをしていけば・・・・という気はするが、敗れてなお「所英男は北米でもたたかえる」というイメージを個人的には持ったな、いや、正確にはその方向へ努力していることに感動するんだ。
メジャーに挑戦した桑田のイメージ。

宇野薫

あ、メジャー挑戦時の桑田に重なると言えばこっちもだ。
しかし1Rの圧倒的不利からの大逆転は凄かった。相手の失速も凄かったけど(笑)。実は自分、1Rの中盤で「宇野も頑張ったけど、これが今の現実だ。彼の長年の頑張りを考えたら、何を言えようか」見たいなこと書いてて、「このままKOされてゴングが鳴ったらぽちっとボタン押して送信しよー」と思ってた。そしたらあれよあれよと逆転したんであれれ?とね(笑)。たいへん失礼しました。
フィニッシュの横三角は映像で見ていても分からなかった。会場組も「何での勝ちかわからなかった」というほど鮮やかなものだった。
ここで宇野薫が、MMAの歴史を感じさせるレジェンドではなく、現在進行形で世界の一流どころと戦えるファイターであることは、堀口恭司という飛車角級の大駒を失ったVTJ修斗の興行的にも、きわめて大きな意味を持つ。


藤井恵

女子総合において、ヒョードルのような立ち位置を占める彼女。それは圧倒的な戦績や内容に加え、北米でMMAの価値や市場が確立するその中心時期、その中心団体とは微妙に全盛期が重ならなかった悔しさもあるのです。


そして最後の試合。
結果はご存知の通り。あまりにも残念だったが、これも含めて受け入れるしかない。
逆説的な結果論だが、判定に今でも疑問が絶えない大接戦だった過去2回の敗戦も含め、この試合も「もしアクシデントが無かったら…」という伝説が生まれる余地がある。(前半アギラーがかなり猛攻を見せてはいたが)
彼女は最後まで、そういう幻想をもたれる運命だったのかもしれない。
ジョシカクのみならず、格闘技は彼女によって象徴される部分がある。
まことに、まことにお疲れ様でした。
そうだ、これは記録として残しておくけど当時のtwitterから

gryphonjapan ‏@gryphonjapan 10月5日
いま再度チェックしているけど、ニコ生コメントで「続けろよ」という批判はほぼゼロであった(遅いよ、やノーコンテストか反則勝ちだという批判は多い)ことは記録しておきたい。

護身術の体系から「手のひらサミングガード」を考ると

(これはあとで)

世紀の対決「ニコニコ生放送vsスカパーオンデマンド」判定結果は? そして入場曲と放送(ネット配信)の関係のなぞ

これもあとで…って、タイトルで内容いいあらわしてるな
二つの、日本では非常にメジャーどころの……有料ネット配信が同時に中継する、という実にレアなケース(だよね)?その契約視聴者数はいかに?
そしてニコ生では著作権の関係で、入退場時の音が実況・解説のトークも含めてゼロになるというちょっと驚きの事態に。
ビデオやDVD化された大会の映像では、この入場シーンの音楽差し替えはおなじみの光景ですが、格闘技大会でもあるのか。てか今までニコ生がなんどかやったDREAMとかの中継でも、こういうことはなかったよね???Krushの無料配信はどうだったかな?

こういうのって、入場曲の配信ありにするといかほどのおかねがJASRACか何かに流れるのか、それをしないことでどれだけ料金がお安くなるのか、そういうことを是非知りたいものですなあ。それを視聴者の側が、選択することもできるわけで。