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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

特撮業界、アニメ業界のライバル人間関係、/「現場の偶然が深読みされる」話について(togetter)

こんなtogetterをまとめました。

特撮大物の人物相関・アニメ大物の人物相関(おまけつき)
http://togetter.com/li/540198
何篇かに分かれています。
(1)「実相寺昭雄は大伴昌司を嫌っていたらしいけど、なんで?」という話から、特撮界伝説の大物たちの思想の違いを語ります。
(2)同じように宮崎、押井、富野、庵野氏の相互評価や愛憎をあらためて整理?した話
(3)その他数編、まとめ編集中にあらたに目に付いたトピックをおまけで収録

ちょっと抜粋

・「私が愛したウルトラセブン」で、香川照之ふんする市川森一が・・・
 
・あのドラマの原作本で一番印象深かったのが、「実相寺昭雄はどうも大伴昌司が嫌いだったらしい」ということなんですが、事実だとしたら何故なんでしょうね?
 
・これは詳しい人に聞かないとwwクリエイターのマニアへの自然な感情では?
 
・だいぶ前に読んだ本ですが、そこだけ異様におぼえています。「セブンの赤は地底の溶岩の色、つまり自然の象徴」とか後付けの理屈に嫌悪するシーンあったからまさにクリエイター対マニア、かも・・・
 
・まず大前提で、怪獣図鑑を手に取って見た英二御大が「子どもに夢を売るのに、臓物まで見せるのはけしからん」と大伴氏を出禁にした事実・・・

このtogetterは、複数のテーマがまとまってる豪華設計。上のような、特撮界のレジェンドの人間関係から関連テーマ的に、アニメ界のレジェンドの人間関係を・・・

エヴァが大ブームになった時、劇場版エヴァのキャッチコピーが「みんな死ねばいいのに」でした。それに激怒した宮崎監督の『もののけ姫』のキャッチコピーは「生きろ!」でした。さらにそこに参戦した富野監督のアニメ『ブレンパワード』、それのキャッチコピーは「頼まれなくたって生きてやる!」でした。何お前等ポスターで喧嘩しあってるんだよと突っ込むしかありませんでした(笑)オトナゲナイ大人達の逸話です(笑)

偶然ってことも万万万が一にはあるかもだが(笑)、まあ実に面白すぎる話です。
もひとつ

例えば『ウルトラマンA(72年)』『怪獣対超獣対宇宙人』で出てくる怪獣は、脚本上ではシーゴラスの指定があったのですが、脚本が怪獣倉庫の在庫を踏まえていなかったためシーゴラスは残っておらず、仕方なく「そこにとりあえずあった」からという理由だけでムルチ(着ぐるみは『怪獣使いと少年』で使用されたそのものが、多少劣化したまま保存されてたものを、スプレーで塗装し直して撮影に使用)を差出し・・・
(略)
・・・あの話で(脚本・市川森一上原正三)「殺された怪獣がムルチであったこと」を軸にして、深読みし過ぎる論を展開すると頓珍漢な姿を晒してしまいます。同じような例で言えば、『機動戦士ガンダム(79年)』で、なぜ主人公のライバルが「赤い彗星」と呼ばれる兵士だったのかという素朴な疑問に、これまた身も蓋もない「当時サンライズでピンク色系の絵の具ばかりが余っていたから(アニメ会社では塗料はセット購入するケースが多かった)」という笑い話のような逸話もあります・・・

まとめ記事の中心になっているのは

https://twitter.com/ArbUrtla

市川大河 @ArbUrtla
ウルトラマン放映開始、ビートルズ来日の66年生まれの文章屋。
ノスタルジィでサイバーで、パンクでレゲェでアートでサブカル。神社と天皇制は大嫌いだが、仏閣と古墳が大好きで。右も左もファンタジーウルトラマンARBと沖縄と市川森一狩撫麻礼松田優作と映画とSFを愛する不良中年。プロフのURLは映画・ドラマの探索紀行
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