2013年の朝日新聞読書面、書評欄で出久根達郎氏が紹介していた。
孫引き
里にいでて 手袋買ひし子狐の 童話のあはれ 雪降るゆうべ
美智子皇后
この本の紹介記事の中で
内容(「BOOK」データベースより)
- 作者: 斎藤卓志
- 出版社/メーカー: 風媒社
- 発売日: 2013/05
- メディア: 単行本
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「ごん狐」「でんでんむしのかなしみ」で知られる童話作家・新美南吉。残された膨大な日記・手紙を丹念に読み解き、「人としての原点を求めつづけた」南吉の知られざる生きざまを描く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
斎藤/卓志
1948年、愛知県生まれ。民俗学者。中京大学法学部卒業、佛教大学文学部(通信)卒業。元安城市職員(学芸員)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出久根氏はこう語る。
今年は新美の生誕百年、そして没後七十年である。すなわち、たった三十年の短い生涯であった。
没七十年であるから当然作品はフリーコンテンツになっている。この機会に。
新美南吉作品一覧
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person121.htmlごんぎつね
http://www.aozora.gr.jp/cards/000121/card628.html
てぶくろをかいに
http://www.aozora.gr.jp/cards/000121/card637.html
これ以外にも、たくさんあるねえ。おそらく読んでみれば私にとって、あなたにとって、知らない傑作が見つかるだろう。
皇后にはバーミヤンの大仏破壊を歌った和歌もある。
■皇后陛下のバーミヤン石仏破壊を歌った歌が素晴らしい(読売新聞「編集手帳」1月6日)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090108/p4